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J-GLOBAL ID：201702265872074194   整理番号：17A1343284

困難な高分子/グラフェン酸化物ハイブリッドナノ複合材料ヒドロゲルのエネルギー散逸とMullins効果【Powered by NICT】

The energy dissipation and Mullins effect of tough polymer/graphene oxide hybrid nanocomposite hydrogels

著者 (10件)： Tang Ziqing (School of Materials Science and Engineering, Henan Polytechnic University, Jiaozuo, 454003, China. [e-mail]) ,  Chen Feng ,  Chen Qiang ,  Zhu Lin ,  Yan Xiaoqiang ,  Chen Hong ,  Ren Baiping ,  Yang Jia ,  Qin Gang ,  Zheng Jie
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 8  号： 32  ページ： 4659-4672  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ複合材料ヒドロゲル(NCゲル)は,高強度ヒドロゲルのクラスに属すると考えられている。両親媒性,機械的および光学的特性に起因して,グラフェン酸化物(GO)は,それらの機械的性質を改善するために異なるホスト材料(エラストマ,プラスチック,およびヒドロゲル)に組み込んだ充填剤として広く使用されている。本研究では,GOナノシートの存在と非常に少量の化学架橋剤(N,N′-メチレンビスアクリルアミド,MBA<0.1mo1%)のポリアクリルアミド(PAAm)/GOハイブリッドNCゲルを合成するためのその場フリーラジカル重合を用いた。GOとMBA濃度を最適化することにより,得られたPAAm/GOゲルは66kPaの弾性係数,0.27MPaの破壊応力,13.76mm mm~ 1の破壊歪,2.52MJ m~ 3の変形エネルギー,及び964J m~ 2の引裂きエネルギーを達成することができる。PAAmとGOナノシート間の物理的相互作用の存在のために,PAAm/GOゲルは依存性エネルギー散逸とMullins自己回復挙動を実証した。ゲルは室温放置の30分後に,それぞれ,76%と60%その剛性と靭性を急速に回復できること。PAAm/GOゲルの可能な強靭化機構とMullins効果を提案し,比較充填剤ゴムと他の高強度ヒドロゲルのものとした。本研究では,強い化学結合と可逆的物理的結合の間の良好な機械的バランスを持つ他のヒドロゲルへのGOの導入による強靭なヒドロゲルを開発するための新しい視点を提供する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ヒドロゲル ,  *ゲル ,  剛性 ,  化学結合 ,  ナノシート ,  *高分子 ,  靱性 ,  弾性係数 ,  *エネルギー散逸 ,  相互作用 ,  *ナノ複合材料 ,  ラジカル重合
準シソーラス用語： 自己修復 ,  エラストマ ,  *酸化グラフェン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 共重合  (CG04030D) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  高分子固体の物性一般  (CG02021V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高分子 ,  グラフェン酸化物 ,  ナノ複合材料 ,  ヒドロゲル ,  エネルギー散逸 ,  Mullins効果