抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ディーゼルエンジンにおいては,燃費向上を目的としたダウンサイジングにより燃焼室が小型化され,噴霧は燃焼室壁面に衝突しやすくなり,衝突後の噴霧挙動が燃焼に与える影響は大きくなっている。本報では,燃焼室壁面に衝突する噴霧挙動を噴霧運動量によって明らかにするため,噴霧運動量を計測可能な装置と,燃焼室縦断面形状を模した2次元燃焼室の噴霧形状を可視化可能な装置を用いて,ノズル形状と噴射圧によって噴霧運動量を変化させ,燃焼室壁面衝突後の噴霧形状に与える影響を調査した。2次元燃焼室内の噴霧可視化から解析した燃焼室壁面衝突前後の噴霧先端位置は,狭角高貫徹化した噴霧ほど長くなり,広角低貫徹化した噴霧ほど短くなることなどが明らかになった。