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J-GLOBAL ID:201702265972491526   整理番号:17A1480146

極性SxxSモチーフはToll様受容体4の膜貫通ドメインの集合を駆動する【Powered by NICT】

A polar SxxS motif drives assembly of the transmembrane domains of Toll-like receptor 4
著者 (8件):
資料名:
巻: 1859  号: 10  ページ: 2086-2095  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Toll様受容体(TLR)ファミリーの全てのメンバーのように,TLR4は,細胞表面での配位子認識に関与する大きな外部ドメイン(ECD),およびサイトゾルToll/インターロイキン 1受容体(TIR)シグナル伝達ドメインから成る,脂質膜結合膜貫通(TM)ドメイン(TMD)で連結されている。細菌リポ多糖類(LPS)のような免疫刺激病原体関連分子パターン(PAMP)の結合骨髄分化因子2(MD 2)補助受容体complexed TLR4はその二量化をもたらし,TIRドメインの生産的近位およびプロ炎症性先天性免疫応答の開始をもたらした。PAMP認識のプロセスは比較的よく理解されているが,ECDの多数の高分解能結晶構造のおかげで,そのような認識はTMD二量化と活性化立体配座変化に変換される機構は明らかではない。原子論的及び粗粒サンプリングの>13μsと>200μsを伴う,それぞれ利用可能な生物物理学的及び生化学的実験データ,ab initioモデリング,および多スケール分子動力学(MD)シミュレーションに基づいて,著者らは生物学的に関連した脂質膜環境内でTLR4TMD二量体化に対する構造的基礎を調べた。重要な極性xx極性(~637SxxS~640)モチーフはTLR4TMDの会合を駆動するために,柔軟な界面,選択された点突然変異によって中断される可能性を維持することを示した。さらに,種々TMD+ECD構築物のMDシミュレーションは,ドメイン間の結合を調べるために使われ,柔軟なリンカーは,膜表面におけるECDの凝集による二量化を停止することを明らかにし,以前の生化学的観察を説明した。これらの結果は,アセンブリーの理解とTLR4のシグナル伝達機構を改善し,膜結合免疫調節分子の合理的構造に基づく開発のための道を開いた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞膜の受容体 
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