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J-GLOBAL ID:201702265993180840   整理番号:17A1536410

CH3+カチオンの衝突エネルギーと振動励起が炭化水素との反応性に及ぼす影響: 試薬パートナーとしてのbut-2-yneCH3CCCH3

Effects of collision energy and vibrational excitation of CH3 + cations on its reactivity with hydrocarbons: But-2-yne CH3CCCH3 as reagent partner
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巻: 147  号: 15  ページ: 154302-154302-14  発行年: 2017年10月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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メチル炭素カチオンは,惑星電離圏,彗星に似た彗星,および星間媒質などの気体環境,ならびに技術用途のための燃焼システムおよびプラズマ装置に偏在する。ここでは,誘導したイオンビーム質量分光実験をポテンシャルエネルギー超表面の第1原理計算と併用して,反応CH3++CH3CCCH3(but-2-yne,ジメチルアセチレンとしても知られる)の反応機構についての実験的および理論的共同研究を報告した。この反応は,土星最大の衛星であるタイタンの化学進化を理解するうえで重要である。2つの補完的セットアップを使用したが,1つのケースでは,メチルカチオンを電子イオン化により生成し,他のケースでは,メチルラジカルのシンクロトロン放射による直接真空紫外線光イオン化を,反応性に及ぼす内部エネルギー効果の研究に用いた。絶対反応断面積を衝突エネルギーの関数として測定して,生成物の分岐比を導出した。2つの最も豊富な生成物は,直接およびバリアフリー機構を介して起こる電子および水素化物の移動に由来し,他のチャネルは,but-2-yneの三重結合へのメチルカチオンの求電子付加によって開始された。少数のチャンネルのなかでは,特別の関連性が,付加錯体からのH2損失に起因してC5H7+の形成にある。これは,新C-C結合の形成を伴う唯一の観察された縮合生成物であり,天文環境および実験プラズマにおける複雑な有機種の合成のための実行可能な経路を表す可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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付加反応,脱離反応 

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