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J-GLOBAL ID:201702265994023580   整理番号:17A1076143

ベンゾイルウレア系殺虫剤抵抗性のミカンキイロアザミウマにおけるキチン合成酵素遺伝子chitin synthase 1の点突然変異

Benzoylurea resistance in western flower thrips Frankliniella occidentalis (Thysanoptera: Thripidae): the presence of a point mutation in chitin synthase 1
著者 (6件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 93-96(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0886B  ISSN: 1348-589X  CODEN: JPSTCF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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実験室で累代飼育したミカンキイロアザミウマの薬剤感受性個体群,および野外採集された個体群に対して,ベンゾイルウレア系キチン合成阻害剤の殺虫活性を調べた.ベンゾイルウレアの1種であるノバルロンのLC50は,感受性個体群で0.64 ppm,野外採集個体群で2.1~130 ppmであり,供試した野外採集個体群において感受性低下が認められた.共力剤ピペロニルブトキシドの存在下でLC50の減少傾向が見られたことから,本種においても薬剤解毒にはシトクロムP450が関与するものと考えられる.一方,ハダニおよびコナガでは,キチン合成酵素遺伝子(chitin synthase 1, CHS1)における点突然変異がキチン合成阻害剤に対する感受性低下の要因と考えられている.今回,供試したミカンキイロアザミウマ野外個体群において,CHS1当該部位にアミノ酸置換を伴う点突然変異を見出した.従って,CHS1上の突然変異もこれら野外採集個体群におけるベンゾイルウレア系キチン合成阻害剤に対する感受性低下の要因であることが示唆された.(著者抄録)
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  化学的防除 
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