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J-GLOBAL ID:201702266002474021   整理番号:17A1999791

グルココルチコイド治療は高脂肪食を給餌した卵巣切除アカゲザルにおけるメタボリックシンドロームの発生を促進する【Powered by NICT】

Glucocorticoid treatment facilitates development of a metabolic syndrome in ovariectomized Macaca Mulatta fed a high fat diet
著者 (14件):
資料名:
巻: 128  ページ: 105-113  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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メタボリックシンドローム(MetS)は重要な特徴,腹部肥満,インスリン抵抗性,高血圧,及び脂質異常症を含むのクラスタによって特徴づけられる。本研究の目的は,卵巣切除後中年雌アカゲザル(Macaca Mulatta)におけるMetSの発症に及ぼすグルココルチコイドレベルの上昇の影響を評価することであった。六雌卵巣切除アカゲザル(9 13歳)を無作為に対照群(通常食,n=0~3)のどちらかまたはMetSは促進された(n=3)群に分けた。MetS群は,HFD(15%脂肪)を供給し,経口プレドニソロン酢酸処理(50mg/日)を投与した。24か月後,GC治療は,12か月間高脂肪食の継続を中止した。24か月後,MetS群は体重および腹囲の有意な増加を示した。さらに,MetS動物は異常な血清脂質,インスリン抵抗性と耐糖能異常を示した。肝生検の組織学的所見はMetS動物の肝細胞における脂肪滴の著明な蓄積を示した。GC治療の中止は上記代謝障害からの回復をもたらした。GC処理はレプチン発現を増加させたが,アディポネクチンの発現および脂肪組織における他の因子を低下させた。MetS動物の肝臓でのヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ-1およびグルコース輸送体4の発現は減少した。高脂肪食との関連で,高レベルの外因性GCのヒト以外の霊長類におけるMetSの発症に寄与すると結論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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性ホルモン 

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