文献
J-GLOBAL ID:201702266014353513   整理番号:17A1407134

テトラゾリウム塩による染色を用いた骨活力(Bone Vitality)の評価のための簡潔な方法

A Simple Procedure for the Evaluation of Bone Vitality by Staining with a Tetrazolium Salt
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
現在では,手術中に,骨の活力(Bone Vitality)を直接評価する方法は無い。そこで,本研究では,骨試料へのテトラゾリウムに基づく染色の適用性を試した。37人の患者の移植した大腿骨骨頭を用いて,海綿骨断片あるいは骨切片を得た。この試料を,移植後の様々な時間に(1~12時間),2,3,5-トリフェニル-2H-テトラゾリウムクロリド(TTC)あるいは3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾリウムブロミド(チアゾリルブルー,MTT)により染色した。染色は,色素の抽出後,分光的に定量するか,あるいは,デンシトメーターイメージング分析により定量した。海綿骨断片および骨切片のTTC染色では,移植後6時間まで,双方の試料において生細胞の検出が行えた。さらに後の時間での染色強度は,未処理試料の染色,あるいはアジ化ナトリウム処理の試料と区別がつかなかったが,これは,死んだ細胞を示している。一方,骨切片のMTT染色は,強い非特異的な染色を示すが,これは,試料の活性の評価を不明瞭にさせる。移植後6時間以降の骨試料のTTC染色における検出強度の増加が検出できないことは,骨折治癒が低減していることに対応している。ここで記述した簡易な方法は,整形外科医による手術中の判断への基礎を提供するものと思われる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学 
物質索引 (2件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る