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J-GLOBAL ID：201702266059001916   整理番号：17A1307409

コラーゲンの導入によるバクテリアセルロースの熱的および機械的性質の改善

Improved thermal and mechanical properties of bacterial cellulose with the introduction of collagen

著者 (8件)： YANG Qun (Jiaxing Univ., Zhejiang, CHN) ,  YANG Qun (Deakin Univ., VIC, AUS) ,  MA Hui (Jiaxing Univ., Zhejiang, CHN) ,  DAI Zhengwei (Jiaxing Univ., Zhejiang, CHN) ,  WANG Jinfeng (Deakin Univ., VIC, AUS) ,  DONG Shaowei (Jiangsu Entry Exit Inspection and Quarantine Bureau, Jiangsu, CHN) ,  SHEN Jiajia (Jiaxing Univ., Zhejiang, CHN) ,  DONG Jun (Jiaxing Univ., Zhejiang, CHN)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 24  号： 9  ページ： 3777-3787  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バクテリアセルロース(BC)膜を基材とし,コラーゲン(COL)を強化材として使用してBC/COL複合膜を製造した。BCヒドロゲル膜は市販品を使用した。COLは魚の骨から抽出した市販品を使用した。COLを溶解した酢酸溶液中にBC膜を浸漬してBC/COL膜を製造した。BC/COL膜はグルタルアルデヒド(GT),及び1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドヒドロクロリド(EDC・HCl)により65°C,12hで架橋した。その結果,GTで架橋後の複合膜はBC膜より柔軟性があり,引張強さが57.9%向上し,破断時の伸びは23.3%増加した。EDC/HClで架橋後の引張強さは70.8%,破断時の伸びは28.9%増加した。架橋後の構造安定性と熱安定性は顕著に向上した。以上より様々な用途向けのバイオポリマーの開発が重要であることを示した。

シソーラス用語： 生体高分子 ,  *コラーゲン ,  *セルロース ,  酢酸菌属 ,  補強材料 ,  *複合膜 ,  ヒドロゲル ,  魚類 ,  骨 ,  水溶液 ,  浸漬 ,  高分子膜 ,  塩 ,  *架橋【高分子】 ,  柔軟性 ,  伸び ,  熱安定性 ,  引張強さ ,  架橋剤 ,  セルロース誘導体 ,  加熱温度 ,  脂肪族アミン ,  イミン ,  第三アミン ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪酸 ,  薬物
準シソーラス用語： バクテリアセルロース ,  塩酸塩

分類 (2件)： 橋かけ剤とその触媒  (YH05020Y) ,  その他の高分子材料  (YH07150C)

物質索引 (3件)： 1-エチル-3-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]カルボジイミド ,  グルタルアルデヒド ,  酢酸

タイトルに関連する用語 (3件)： コラーゲン ,  バクテリアセルロース ,  機械的性質