文献
J-GLOBAL ID:201702266095761715   整理番号:17A0250465

日本の施設園芸とユビキタス環境制御システムの現状と展望

著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 163-171(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L1430A  ISSN: 1880-2028  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
園芸施設の生産性向上のための有力な方法のひとつに環境制御がある。情報通信技術(ICT)を用いた温室設備は,環境制御システムで実行される。1960年代から1970年代にかけ,温室における環境制御システムの基盤的研究および開発が盛んに行われた。1980年代には,マイクロプロセッサやパーソナルコンピュータを搭載した環境制御システムが日本の生産現場の温室に導入され始めた。しかし,2012年までに,このようなシステムを導入した日本の温室は全体のわずか1.41%にすぎなかった。ICTを活用したスマート温室の実現のために,2004年に実用のためのユビキタス環境制御システム(UECS)が開発された。UECSでは,温室におけるマイクロプロセッサを組み込んだ各々の環境計測および制御装置(換気用窓モーター,暖房装置等)は,自律分散要素(ノード)と呼ばれている。ノードは,Ethernet(IEEE803.2)を介して相互接続され,協調的な方法で環境を制御することが可能となった。本稿では,施設園芸の現状およびUECSの見通しについて展望した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
作物栽培施設  ,  野菜  ,  研究開発 
引用文献 (96件):
  • Gaastra P. Climatic Control of Photosynthesis and Respiration, Environmental Control of Plant Growth (Evans, L.T. ed.), Academic Press Inc., New York, 113-140. 1963.
  • Lake JV. Measurement and Control of the Rate of Carbon Dioxide Assimilation by Glasshouse Crops. Nature. 209: 97-98. 1966.
  • Bowman GE, Weaving GS. A light-modulated Greenhouse Control System. J. Agric. Engng. Res. 15: 255-264. 1970.
  • Matsui T, Eguchi H. Regulation of plant growth and differentiation by automatic program control of environmental factors with the use of a computer. Environ. Control Biol. 10: 21-27. 1972.
  • 船田 周,橋本 康,大政健二,岡田耕二.電算機による植物生育プロセス制御の基礎的研究(I)D.D.C.用グロースキャビネットの温湿度制御系の動特性.生物環境調節.11: 117-125. 1973
もっと見る

前のページに戻る