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J-GLOBAL ID:201702266107509385   整理番号:17A1407099

PathfinderTURB:自動境界層アルゴリズム-ユングフラウヨッホのin situ測定への影響を調べるための開発,検証,適用

PathfinderTURB: an automatic boundary layer algorithm. Development, validation and application to study the impact on in situ measurements at the Jungfraujoch
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巻: 17  号: 16  ページ: 10051-10070 (WEB ONLY)  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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雲高計後方散乱データ解析と大気境界層鉛直構造のリアルタイム検出のためのPathfinderTURBアルゴリズムの開発について報告した。2つのエアロゾル層高さ,すなわち,対流境界層(CBL)と連続エアロゾル層(CAL)を,PathfinderTURBによりリトリーバルした。PathfinderTURBは,勾配と分散に基づく方法の強さを合わせ,測地的アプローチを用いることで層属性問題を明らかにした。タイプCHM15kの2つの雲高計,1つはスイスのAerological Observatory of Payerne(491ma.s.l.),もう1つはスイスアルプス・クライネシャイデック(2061ma.s.l.)で運用により測定された1年間のデータにアルゴリズムを適用した。CBLのリトリーバルは,(1)雲高計後方散乱データを用いたCBL高さの専門家による手動検出,(2)同一場所でラジオ波探測データからのRichardson法を用いて計算したCBL高さの2つの参照法を用い,パイエルヌで検証した。平均バイアスが,参照法1(2)に対し27m(53m)という小ささであることを見出した。2つの参照法の間の良い一致に基づいて,PathfinderTURBを2014年9月~2015年11月のクライネシャイデックの山岳サイトの雲高計データに適用した。このサイトでは,CHM15kは,ユングフラウヨッホ(JFJ)のSphinx Observatory(3580ma.s.l.)に接する大気を調べるために,天頂角71°の傾斜配置で運用操作される。リトリーバルした層の解析は,以下の結果をもたらした。CALは,夏の時間の41%と冬の時間の21%,2つの季節で合計97日間,JFJに達した。季節平均日周は,CBL高さが短時間(時間で4%)のみJFJに達するが,夏の20日で冬には全く達しないことを示した。特に夏にはCBLとCALはJFJでin situ採取した大気を変化させ,両層の高さの測定された吸収係数のはっきりした依存をもたらした。このことは,JFJでの自動的なCALとCBLの高さリトリーバルの妥当性を明らかにした。(翻訳著者抄録)
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気象学一般 
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