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J-GLOBAL ID:201702266127891175   整理番号:17A1556836

反抗的行為障害を伴う注意欠陥/多動性障害の構造的脳異常【Powered by NICT】

Structural Brain Abnormalities of Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder With Oppositional Defiant Disorder
著者 (15件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 642-650  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0089A  ISSN: 0006-3223  CODEN: BIPCBF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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注意欠陥/多動性障害(ADHD)は,全灰白質,大脳基底核,そして小脳において構造的異常と関連している。前頭葉および側頭葉,扁桃体と島の構造異常の所見はあまり一致していない。注目すべきことに,これらの神経解剖学的差異に併発反抗挑戦性障害(ODD)の影響(共存症率60%まで)はほとんど研究されているが,ODD(行為障害との関連において)が前頭葉,扁桃体と島の構造的異常と関連している。本研究の目的は,ADHDの脳容積と皮質厚さに対する併存ODDの影響を調べることであった。三群,年齢(平均±SD;範囲7 29歳)の16±3.5歳,構造的磁気共鳴イメージング(表面ベース形態計測)を用いた容積と皮質厚特性について検討した:ADHD+ODD(n=67),ADHDのみ(n=243)および対照被験者(n=233)。分析は減速材年齢,性別,IQ,と走査部位を含んでいた。ADHD+ODDとADHDのみは,全灰白質の体積減少と(主に)前脳領域を示した。段階的体積減少(ADHD+ODD<ADHDのみ<対照被験者)は主に前頭領域で見られた,ADHD+ODDはいくつかの構造(例えば,楔前部)の減少と関連していた。一般に,知見は,ADHD症状の重症度を考慮した後も有意であった。皮質厚におけるグループ差はなかった。探索的ボクセルワイズ分析は群間差を示さなかった。ADHD+ODDとADHDのみは,注意,(加工)記憶と意思決定のための重要な脳領域における体積減少と関連していた。前頭葉の容積減少はADHD+ODD群で最大であった,おそらく神経認知機能に大きな障害を観察した。ADHDにおける以前に報告された線条体異常は併存行為障害よりもむしろODDに起因する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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精神科の臨床医学一般 
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