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J-GLOBAL ID:201702266128849040   整理番号:17A0401335

パンタナール(ブラジル)における農薬による潜在的汚染を評価するための試験種としての固有エビMacrobrachium pantanalense【Powered by NICT】

Endemic shrimp Macrobrachium pantanalense as a test species to assess potential contamination by pesticides in Pantanal (Brazil)
著者 (7件):
資料名:
巻: 168  ページ: 1082-1092  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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パンタナール湿地は,野生生物の異常な多様性と豊度により特徴づけバイオームであり,淡水エビMacrobrachium pantanalenseのようないくつかの固有種を収容している。しかし,地域における農業と畜産活動の増加は水生システムに到達する殺虫剤の残留物と貢献してきた。本研究の主目的は,他の淡水種と比較した固有エビM.pantanalenseの感度を評価することである:エビM.amazonicum,甲殻類Daphnia similis及び魚類Danio rerio。これらの生物の感度は銅とシペルメトリン(定式化による堰~,パンタナール湿地で広く使われている)への急性曝露により評価した。銅に対して種の感受性は次の順:D.similis(48H EC_500 0.051mg/L)>M.pantanalense>D.rerio>M.amazonicum(48H LC_5026 34mg/L)で減少した。銅はエビとゼブラフィッシュの長さの減少を引き起こし,ゼブラフィッシュ胚の心拍を減少させた。シペルメトリンに対して種の感受性は次の順:M.pantanalense(96H LC_500 0.05μg/L)>M.amazonicum>D.similis>D.rerio(144H LC_501680μg/L)で減少した。シペルメトリンの主要な効果はエビとゼブラフィッシュの長さ減少だけでなく,早期の孵化とゼブラフィッシュ胚における発生奇形の発生率の増加を含んでいた。本研究では,Pantanalのような感受性の高い生物群系におけるリスク評価のための固有種を用いることの重要性を強調した。さらに,市販製剤として試験農薬毒性の重要性を強調した。さらに,固有エビ種M.pantanalenseは生態毒性学における試験種として成功裏に使用できることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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動物に対する影響 

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