文献
J-GLOBAL ID:201702266144531914   整理番号:17A1720504

耐熱性ポリスルホン/シリカ二層マイクロカプセルと自己潤滑性ポリプロピレンへの応用【Powered by NICT】

High temperature resistant polysulfone/silica double-wall microcapsules and their application in self-lubricating polypropylene
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 79  ページ: 50328-50335  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポリスルホン(PSF)/潤滑剤を含むシリカハイブリッド二層マイクロカプセルを合成した。潤滑剤負荷PSFマイクロカプセルを簡単な溶媒蒸発法により調製し,PSFマイクロカプセルの表面はドーパミンにより修飾し,活性化される。活性化PSFマイクロカプセルを,ゾル-ゲル法を用いてシリカ壁により再びマイクロカプセル化した。合成した二重壁マイクロカプセルの平均直径と壁厚さは約九十六μmであった。300°Cの熱分解開始温度を用いたマイクロカプセルの高い熱安定性が得られた。マイクロカプセルはポリプロピレン(PP)複合材料システム(260°C,60分)に必要な高温成形条件に耐えることができた。シリカ壁は軟化変換からPSFマイクロカプセルを効果的に保護する。10wt%潤滑剤負荷マイクロカプセルを含むPP自己潤滑性複合材料のトライボロジー試験は,中間負荷と中間滑り速度条件下で摩擦係数と摩耗率の54.9%と54.3%の減少をもたらし,それぞれ,純PPに比較した。自己潤滑PPのトライボロジー挙動を,種々の適用負荷と滑り速度の組合せの下で評価した。放出潤滑剤からの境界潤滑膜と破裂マイクロカプセルにより残された空洞における摩耗粉のエントラップメントの生成が主要な自己潤滑機構である。これらPSF/シリカハイブリッド二層マイクロカプセルはユニークな自己潤滑材料を製造する多くの他のポリマーに適用することができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般  ,  高分子固体の構造と形態学  ,  高分子固体の物理的性質 

前のページに戻る