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J-GLOBAL ID：201702266173488122   整理番号：17A1166106

イオン輸送体に対するフラボノイド,クエルセチンの作用:その生理的役割【Powered by NICT】

Actions of quercetin, a flavonoid, on ion transporters: its physiological roles

著者 (2件)： Marunaka Yoshinori (Departments of Molecular Cell Physiology and Bio-Ionomics, Kyoto Prefectural University of Medicine, Kyoto, Japan) ,  Marunaka Yoshinori (Japan Institute for Food Education and Health, St. Agnes’ University, Kyoto, Japan)
資料名： Annals of the New York Academy of Sciences  (Annals of the New York Academy of Sciences)
巻： 1398  号： 1  ページ： 142-151  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0419A  ISSN： 0077-8923  CODEN： ANYAA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フラボノイドは様々な身体と細胞機能を制御することによりを保つ。カチオン,Na~+,K+-~+,Ca~2+のような,体と細胞機能の調節,活動電位の発生と細胞内第二メッセンジャーとしての神経および筋肉細胞とシグナル伝達の静止膜電位を含む重要な役割を果たしていることが知られている。しかし,人体及び細胞機能,特にCl~-,アニオンの生理的役割に関する情報は少ししか持っていない。フラボノイドであるケルセチンはNa~+-K+~+ 2Cl~ 共輸送体1(NKCC1),サイトゾルCl~ 濃度([Cl~-]c)を調節する最も重要なイオン輸送体の一つであることを刺激する。ここでは,著者らは,特にケルセチン,フラボノイドは上皮Cl~ 分泌の駆動力を増加させることにより,さまざまな身体及び細胞機能を制御する重要な因子,(1)上皮Na~+チャンネルの発現を介して腎臓のNa~+再吸収の量に依存血液量を制御する抗高血圧作用,(2)GTPアーゼ活性を阻害することによりチューブリンの重合を介して神経突起伸長作用,および(3)上皮Cl~ 分泌の刺激を介して抗細菌および抗ウイルス感染作用などNKCC1の活性化を介して[Cl~-]cの上昇を介して作用する分子機構を導入した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 筋細胞 ,  *イオン輸送 ,  高血圧症 ,  カチオン ,  *フラボノイド ,  GTPアーゼ ,  サイトゾル ,  活動電位 ,  ウイルス感染 ,  アニオン ,  チューブリン ,  上皮
準シソーラス用語： 分子機構 ,  NKCC1 ,  細胞機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： NKCC1 ,  ENaC ,  神経突起 ,  チューブリン ,  GTPアーゼ

分類 (3件)： 動物の生化学  (EJ01050P) ,  免疫反応一般  (ED03010T) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： イオン ,  輸送体 ,  フラボノイド ,  クエルセチン ,  生理 ,  役割