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J-GLOBAL ID：201702266205827935   整理番号：17A1149366

THz帯域を目指した新構造可変位相シフタ

A novel phase shifter for THz applications

著者 (5件)： 前澤宏一 (富山大 大学院理工学研究部) ,  中野大輔 (富山大 大学院理工学研究部) ,  森雅之 (富山大 大学院理工学研究部) ,  石井仁 (豊橋技科大 リーディング大学院 教育推進機構) ,  安藤浩哉 (豊田工高専)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 172(ED2017 27-35)  ページ： 25-28  発行年： 2017年08月02日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 位相シフタは,高周波回路の重要な要素部品である。特にMEMS位相シフタは低損失,集積化可能という特徴から興味を集めている。その構造は,通常,伝送線路上に可動ブリッジを設け,この上下動により,線路の容量を変調するというものである。しかし,この位相シフタは離散的な構造であるため,ユニットセルの大きさに周波数帯域が制限されるという問題点があった。そのため,THz帯域では非常に微小なブリッジを大量に設置することが必要となる。本講演では,THz帯域への応用を意図した新しいタイプの位相シフタを提案し,その基本動作を電磁界解析,簡易的な実験により確認した結果について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *移相器 ,  *コプレーナ導波路 ,  *MEMS ,  *テラヘルツ波 ,  電磁場解析 ,  フェイズドアレイ ,  数値解析 ,  計算機シミュレーション ,  インダクタンス ,  静電容量 ,  伝送速度 ,  電磁界数値解析 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 電磁シミュレーション

分類 (2件)： その他の伝送回路素子  (NC04070U) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

引用文献 (3件)：

• J. Wang, et al., Sensors and Actuators A 144 (2008) 207-212.
• 中野,森,前澤,石井,安藤,電子情報通信学会総合大会,C-10-11 (2015).
• D. Nakano, M. Mori, K. Maezawa, H. Ishii, H. Andoh, Int. Conf. Solid State Dev. and Mat. (SSDM) (2015) PS2-2.

タイトルに関連する用語 (3件)： 帯域 ,  可変 ,  位相シフタ