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J-GLOBAL ID:201702266211558456   整理番号:17A1124029

N アリル o ヒドロキシアセトフェノンイミナト配位子を含むニッケル及び銅錯体の合成と構造および好気的アルコール酸化のための触媒としての銅錯体の応用【Powered by NICT】

Synthesis and structure of nickel and copper complexes containing the N-allyl-o-hydroxyacetophenoniminato ligand and the application of copper complex as catalyst for aerobic alcohol oxidations
著者 (4件):
資料名:
巻: 455  号: P2  ページ: 638-644  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0620A  ISSN: 0020-1693  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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HL~アリル,配位子前駆体2 (1 (アリルイミノ)エチル)フェノールはo-ヒドロキシアセトフェノンとアリルアミンの縮合により合成し,溶媒の非存在下で,解析的および分光学的に特性化した。NEt_3存在下での酢酸ニッケルと酢酸銅化合物HL~アリルの反応により,対応する錯体[M(L~アリル)2](M=Ni, 1; Cu, 2),X線回折法により構造的に特性化が得られた。金属中心の周りの四配位平面四辺形環境は,両化合物で見られ,二N アリル o ヒドロキシアセトフェノンイミナト配位子,L~アリル,は二座N,Oキレート剤として作用し,擬似trans立体配座である。銅complex[Cu(L~アリル),2_2]を触媒として試験し,TEMPO(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン N オキシルラジカル)と組み合わせて,モデル反応としてベンジルアルコールの好気性酸化のために用いた。重要なことに,大気圧と室温で空気を用いて,対応するアルデヒドの良好な収率を,トルエン溶媒中で18時間後に観察された。反応条件の最適化後,本研究は他のアルコール基質に拡張し,ベンジルアルコールで見られた良好な触媒活性が,低収率は1 オクタノールで見られた。興味深いことに,反応溶媒としてのイオン性液体[C_4mim]PF_6および[C_8mim]PF_6(C_4mim=1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム;C_8mim=1-オクチル-3-メチルイミダゾリウム)の使用は,ベンジルアルコールのCu/TEMPO触媒酸化において同程度のアルデヒド収率を与え,これは触媒リサイクルを可能にした。事実,ベンズアルデヒド収率は[C_4mim]PF_6における三回の触媒サイクル後にほぼ一定であったが,四番目のサイクルからは活性のわずかな低下が検出された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  重合触媒,重合開始剤 

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