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J-GLOBAL ID:201702266213782923   整理番号:17A0471743

ケルセチンは雌Wistarラットの子宮と卵巣における塩化カドミウム誘発酸化ストレスに対する予防,改善および予防効果を発揮する【Powered by NICT】

Quercetin exerts preventive, ameliorative and prophylactic effects on cadmium chloride - induced oxidative stress in the uterus and ovaries of female Wistar rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 102  ページ: 143-155  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,雌性ラットにおける塩化カドミウム(CdCl_2)に誘発された生殖毒性に対するケルセチン(QE)の保護効果の可能性を検討した。カドミウム(Cd)はラットの子宮と卵巣に蓄積し,酸化防止剤[スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ(CAT),グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)とグルタチオン(GSH)を減少させ,ラットの子宮および卵巣中のマロンジアルデヒド(MDA)と過酸化水素(H_2O_2)の濃度を上昇させた。エストラジオール,プロゲステロン,卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの血清中濃度はCdCl_2投与後に有意に減少した。カスパーゼ-3活性は卵巣で増加し,Baxの増加とCdCl_2処理後のBcl-2蛋白質発現の減少した。卵巣の組織病理学は卵胞数の有意な減少を明らかにしたが,子宮は嚢胞状子宮内膜腺を示した。QE処理[前処理(QE+CdCl_2),後処理(CdCl_2+QE),同時処理(CdCl_2/QE)]の全三モデルはCd蓄積,MDA,H_2O_2,及びSOD増加し,子宮と卵巣のCATとGPx活性を低下させ,ろ胞細胞のアポトーシスを減少させ,血清生殖ホルモンを増加させた。しかし,QE前処理モデルは他の二モデルに比べてCdCl_2に対する良好な保護を提供した。これらの結果から,QEは,その抗酸化および抗アポトーシス作用に起因するカドミウム毒性に対する多重機構保護効果を発揮する示唆された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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