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J-GLOBAL ID:201702266220260545   整理番号:17A1481489

条虫類寄生虫はマイクロRNAと免疫診断蛋白質貨物を用いた細胞外小胞を放出する【Powered by NICT】

Cestode parasites release extracellular vesicles with microRNAs and immunodiagnostic protein cargo
著者 (11件):
資料名:
巻: 47  号: 10-11  ページ: 675-686  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1169A  ISSN: 0020-7519  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞間コミュニケーションは細胞生物学の多様な側面に重要である。この相互作用は細胞外小胞(EV)移動を含むいくつかの機構により仲介される。寄生虫によるEV分泌は原生動物,吸虫類や線形動物で報告されている。ここでは,この機構は条虫,Taenia crassiceps,Mesocestoides cortiおよびEchinococcus multilocularisの三種に存在することを報告した。これを確認するために,著者らは,in vitroで,透過型電子顕微鏡による培養上清におけるEVの存在を決定した。興味深いことに,T.crassicepsとM.cortiメタセストードは培地への膜構造を分泌するが,類似した小胞は,E.multilocularisメタセストードの胚と積層層の界面で観察され,培養上清中に検出されなかった。をLC-MS/MSによるT.crassicepsとM.corti馴化培地のEV濃縮分泌画分における蛋白質カーゴを決定した。同定された蛋白質の中で,真核生物小胞に富む蛋白質は予想されたように同定された,条虫病診断に用いられる蛋白質,神経伝達に関連する蛋白質,脂質結合蛋白質宿主免疫グロブリンと補体因子と同様に。最後に,逆転写-PCRによる両寄生虫と検出されたマイクロRNAの小胞内RNAの存在をキャピラリー電気泳動により確認した。これは条虫寄生虫におけるEV分泌とRNA分泌機構の最初の報告である。これらの知見は基礎的条虫生物学のみならず,新しい診断標的のための合理的な探索のための貴重なデータを提供するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  犬・猫  ,  感染症・寄生虫症の診断  ,  動物の寄生虫病 

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