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J-GLOBAL ID：201702266278747813   整理番号：17A0475886

2017年の原子力発電の展望と課題

著者 (1件)： 村上朋子 (日本エネルギー経済研)
資料名： エネルギー経済  (Energy Economics)
巻： 43  号： 1  ページ： 29-30  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： Y0629A  ISSN： 0287-8828  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新規制規準下で初の定期検査に入った九州電力川内1号機が2017年1月頃営業運転に復帰予定である。2016年12月現在,原子力規制委員会(NRA)により適合性が認められた5基の他,20基の既設炉と大間(新設)が適合性審査中である。2017年にはNRAの審査に関し一層の合理化・迅速化・効率化を期待したい。一方裁判所判断という,電気事業者の新たな事業リスクが大津地方裁判所による高浜3/4号機への運転差し止め仮処分命令により顕在化した。全ての原子力事業者に関わる問題であり,今後の動向が注目される。2016年9月高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃炉を含めた抜本的見直しが原子力関係閣僚会議で決定した。2017年に今後の高速炉開発ロードマップが示される可能性がある。中国・ロシアの国際展開進展を紹介した。我が国の原子力産業界も今後の新興国への事業戦略を総合的競争力強化の再構築が必要である。

シソーラス用語： *原子力発電 ,  *行政機関 ,  *原子力エネルギー ,  原子力安全 ,  原子力施設 ,  原子力法 ,  定期検査 ,  電力供給 ,  裁判所 ,  LMFBR型原子炉 ,  技術予測 ,  中華人民共和国 ,  ロシア連邦 ,  市場戦略 ,  国際化 ,  企業経営 ,  原子力産業 ,  経営戦略 ,  改変
準シソーラス用語： 技術ロードマップ ,  *原子力規制委員会(日本) ,  適合性評価

分類 (2件)： 科学技術政策・制度・組織  (MA01020P) ,  原子力発電  (NB03060Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： 原子力発電 ,  展望