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J-GLOBAL ID:201702266329962975   整理番号:17A0664256

クロロブチルゴム/多層グラフェンナノコンポジット 物理的及び難燃性特性に及ぼす多層グラフェン濃度の影響

Chlorbutylkautschuk/Multilayergraphen-Nanocomposites Einfluss der Multilayergraphen-Konzentration auf physikalische und Flammschutzeigenschaften
著者 (5件):
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巻: 70  号:ページ: 311-322  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: C0087A  ISSN: 0176-1625  CODEN: GFKUED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: ドイツ語 (DE)
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近年,高分子の充填材として様々なナノ粒子の利用が増え,エラストマナノコンポジットでも使用されている。ドイツ連邦材料試験研究所(BAM)は,低濃度で効果的二機能するMLG(多層グラフェン)をナノ粒子として提案した。MLGはわずか約10層からなる。超音波の支援による溶液混合法及び後続の2本ロールを用いて,MLG充填量を変化させたCIIR(クロロブチルゴム)/MLGナノコンポジットを調製した。MLGを混入させると,ナノコンポジットの,レオロジー,機械的特性,架橋性及びガスバリア性の改善は明白であった。CIIRにMLGをわずか3phr添加するだけで,Young率は2倍以上も増加し,酸素及び二酸化炭素の透過度は30%低下した。ナノ充填材濃度を高くするとナノコンポジットの特性はさらに向上した。またCIIR/MLGナノコンポジットは可燃性も低下した。
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分類 (2件):
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充填剤,補強材  ,  性質・試験一般 

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