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J-GLOBAL ID:201702266358190610   整理番号:17A1480510

ホスホイノシチド3-キナーゼ/Akt経路を介してβamyloid_25 35誘発アポトーシスからPC12細胞を保護するギンセノシドRg2【Powered by NICT】

Ginsenoside Rg2 protects PC12 cells against β-amyloid25-35-induced apoptosis via the phosphoinositide 3-kinase/Akt pathway
著者 (7件):
資料名:
巻: 275  ページ: 152-161  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0058B  ISSN: 0009-2797  CODEN: CBINA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Alzheimer病(AD)は高齢者集団における最も消耗性神経変性疾患の一つである。β-アミロイド(Aβ)の過剰蓄積は,ADの病因における重要な事象として提案されている。ギンセノシドRg2は神経保護効果を発揮することが報告されている。しかし,その神経保護の基礎となる機構はよくわかっていない。本研究では,PC12細胞におけるAβ_25 35誘導神経毒性に対するギンセノシドRg2の保護効果を検討し,関与する潜在的な分子シグナル伝達経路を同定した。結果は,ギンセノシドRg2とそれに続くAβ_25 35によるPC12細胞の前処理は,前処理しなかった細胞と比較して濃度依存的に細胞生存率を増加させることを示した。さらに,ギンセノシドRg2前処理減衰Aβ_25 35誘導は乳酸デヒドロゲナーゼ,細胞内カルシウム濃度,及び反応性酸素種のレベルの放出が増加した。ギンセノシドRg2による前処理は,Bcl-2/Bax比を増加させた。さらに,ギンセノシドRg2はAβ_25 35により誘導されたカスパーゼ-3の切断を減衰し,細胞生存を改善した。ギンセノシドRg2はPC12細胞におけるAktのリン酸化を有意に増強した。さらに,ホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)阻害剤による前処理,LY294002はAβ_25 35誘導神経細胞アポトーシスに対するギンセノシドRg2の保護作用を完全に消失した。これらの知見は,明確にPC12細胞におけるAβ_25 35誘導アポトーシスに対するギンセノシドRg2の保護効果はPI3K/Aktシグナル伝達経路の増強と関連していることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 

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