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J-GLOBAL ID：201702266413358058   整理番号：17A1640080

ポリアミン含有有機シラン分子で不動態化した炭素量子ドットに基づく超小型と光安定性ナノセラノスティック剤【Powered by NICT】

Ultrasmall and photostable nanotheranostic agents based on carbon quantum dots passivated with polyamine-containing organosilane molecules

著者 (8件)： Yang Jingjing (State Key Laboratory of Bioelectronics, School of Biological Science and Medical Engineering, Southeast University, Nanjing 210096, P. R. China. [e-mail]) ,  Gao Ge ,  Zhang Xiaodong ,  Ma Yong-Hao ,  Jia Hao-Ran ,  Jiang Yao-Wen ,  Wang Zhifei ,  Wu Fu-Gen
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 40  ページ： 15441-15452  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ポリアミンを含む有機シラン分子で不動態化した超小型,光安定性と多官能性炭素量子ドット(または炭素ドット,CDs)は同時細胞造影と抗癌剤デリバリーを実現できることを実証した。豊富な表面アミン基の存在は,これらのCDは抗癌剤に結びつける,ドキソルビシン(DOX),非常に高い薬物負荷能(62.8%)と共有結合的に可能にするが,表面ヒドロキシル基がCD DOXの良好な水分散性を確実にした。薬物担体としての使用に加えて,蛍光CDsは,薬物放出過程の動的追跡を可能にする。CD DOX複合体はヒト乳癌細胞(MCF 7)に取り込まれた場合,DOXは徐々にCDの表面から剥離し,細胞核に入ることができ,一方,CDsがまだ細胞質に存在した。さらに,in vivo実験は,CD DOX錯体は遊離のDOX分子,腫瘍組織における長期薬物蓄積に起因すると考えられるよりも良好な腫瘍抑制性能を示すことが分かった。さらに,合成したままのCDも無視可能な細胞毒性/全身性副作用を示し,ほ乳類,細菌および菌類細胞を明らかにするだけでなく,ドラッグデリバリー担体,普遍的細胞イメージング試薬として,それらを良好な候補にすることができる。本研究は機能性炭素系ナノ材料の製造に意味を持つ可能性があり,様々な生物医学的応用のための新しいナノテラノスティクスとして炭素ドットの開発を促進した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *不動態化 ,  薬物放出 ,  *炭素 ,  *量子ドット ,  ナノ材料 ,  抗腫瘍薬 ,  in vivo実験 ,  薬物担体 ,  *ポリアミン ,  細胞毒性 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  蛍光
準シソーラス用語： 細胞イメージング ,  カーボンドット ,  *光安定性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 半導体薄膜  (BK14040E) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (6件)： ポリアミン ,  有機シラン ,  分子 ,  不動態化 ,  炭素量子ドット ,  光安定性