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J-GLOBAL ID：201702266474783788   整理番号：17A1490808

早期トリプルネガティブ乳癌(TNBC)における化学療法の耐性の機序【Powered by NICT】

Mechanisms of resistance of chemotherapy in early-stage triple negative breast cancer (TNBC)

著者 (3件)： Wein Lironne (Peter MacCallum Cancer Centre, Melbourne, Australia) ,  Loi Sherene (Peter MacCallum Cancer Centre, Melbourne, Australia) ,  Loi Sherene (University of Melbourne, Melbourne, Australia)
資料名： Breast  (Breast)
巻： 34  号： S1  ページ： S27-S30  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3232A  ISSN： 0960-9776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トリプルネガティブ乳癌(TNBC)転帰不良を伴った乳癌の臨床的に侵襲性サブタイプ。染色体不安定性は多くのTNBCsの特徴であると,適応と急速に化学療法に対して耐性になるその能力の基礎となる。ネオアジュバント化学療法後の残存病変の研究は化学療法への耐性を駆動する生物学的機構を同定した。MCL1,MYCとJAK2だけでなく,PTEN欠失または変異のようなコピー数増幅はすべての残留疾患で高頻度に同定されている,de novoまたは後天性の化学療法抵抗性に役割を果たすことを示唆する。TNBCにおけるPIM1プロトオンコジーンのコピー数の増加と発現も化学療法抵抗性の新たな標的として同定されている。しかしながら,TNBCにおけるドライバー変異のゲノム不安定性とサブクローン特性を考慮すると,単剤標的療法が有効であるとは考えにくい。免疫回避も予後不良と化学療法抵抗性一次TNBCsのもう一つの重要な特性として同定されている。標的療法および/または化学療法とチェックポイント阻害の組み合わせは,現在研究されている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： プロトオンコジーン ,  分子標的療法 ,  *乳房腫瘍 ,  変異 ,  *薬物療法 ,  コピー数
準シソーラス用語： 予後不良 ,  免疫回避 ,  ゲノム不安定性 ,  PTEN ,  ネオアジュバント化学療法 ,  染色体不安定性 ,  サブタイプ ,  転帰 ,  *トリプルネガティブ乳癌 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 腫ようの薬物療法  (GE03032C) ,  感染症・寄生虫症の治療  (GD01030D) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  消化器疾患の薬物療法  (GH05020G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 早期 ,  トリプルネガティブ乳癌 ,  化学療法 ,  耐性