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J-GLOBAL ID:201702266612687496   整理番号:17A0695393

ヒト成人における四つん這いの間の四肢間の協調と運動安定性,強度そして胴部と四肢の複雑性の調査

Investigation on Inter-Limb Coordination and Motion Stability, Intensity and Complexity of Trunk and Limbs during Hands-Knees Crawling in Human Adults
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,異なる速度でのヒトの爬行における四肢間の協調パターンと安定性,強度,そして胴部と四肢の複雑性を調べることを狙った。6つの異なる速度(1km/hから2.5km/h)で30人の健常成人は,四つん這い試験を完了した。5つの三軸加速度計(ACC)および4つの力センサーから成る自家製のマルチチャネル取得システムをデータ収集に用いた。同側位相遅れを用いて,爬行の間の四肢の協調パターンを表現し,運動強度,安定性,そして胴部と四肢の複雑性をそれぞれ描写するため,仕事率,調和比,そして加速シグナルのサンプルエントロピーを採用した。本結果は四肢間の協調パターンと安定性と,胴部運動の複雑度の間の幾らかの関連を明らかにした。胴部の運動の見地からだく足様の爬行パターンは低速で最も安定で規則的であることが見出され,非四肢ペアリングパターンは高速で最低の安定性と最大の複雑性を示した。これらの関連は,速度が2km/hを越えると,被験者が低速でどの協調タイプを用いようと,非四肢ペアリングパターンを避ける傾向があることを説明するのに用いることができるかもしれない。これは身体の安全を維持し,転倒を避けるため中枢神経系(CNS)が安定した四肢間協調パターンを選択する証拠も提供した。四肢歩行運動研究において相当な進歩が為されているが,多様な四肢間協調の理由は余り知られていない。運動安定性,強度,そして胴部と四肢の複雑性の見地からの爬行の間の四肢の協調パターン選択に関する調査の研究結果は,その下にあるヒトのCNSの運動制御戦略に光を投げかけ,臨床診断,リハビリテーション工学,そして運動力学研究の分野において重要な意味を持つ。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  リハビリテーション 

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