抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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分散成分比,すなわち同系繁殖系交雑の遺伝率の推定に対して,ランダム効果モデルの枠組みにおける総当たり交雑計画について検討した。ブロック化されてない配置とブロック化された配置に分ける部分総当たり交雑(PDC)計画の構成に対する新しい方法を提案した。これらの方法で得られる計画は,遺伝率の推定の分散を最小化することができる。また,推定の一貫性を確立する。提案した一連の設計の実際的な利点の1つは,異なる交雑の数を完全な総当たり交雑(CDC)に対して10から20%の範囲で低減できることである。提案した方法の励ましになる別の側面は,これらの計画のブロックが不完全で,完全なブロック計画よりも3分の1まで小さいブロックサイズをもつことである。最適性に対する分散最小化基準は,固定効果モデルの文脈で定義されたPDC計画のMS最適性基準に還元されることに注意してください。さらに,新しく構成した計画は固定効果モデルの下で漸近的にいたる所で最適であることが証明された。ブロック配置の下でのこれらの計画の構成は非常に込み入っているので,これらの計画を生成するための計算機プログラムをC++で書いた。それは付録で与えた。(翻訳著者抄録)