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J-GLOBAL ID:201702266648894641   整理番号:17A1506050

フェノール化合物探査機:中赤外分光法データベース【Powered by NICT】

Phenolic compound explorer: A mid-infrared spectroscopy database
著者 (6件):
資料名:
巻: 92  ページ: 111-118  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0097A  ISSN: 0924-2031  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フェノール化合物の分析は時間がかかり,常に非常に信頼できる。中赤外(MIR)分光法は食品品質分析と制御のための非破壊ツールとして用いることができた。36標準フェノール化合物(13種のフェノール酸[ヒドロキシ安息香酸およびヒドロキシけい皮酸],23フラボノイド[フラボノール,フラボン,イソフラボン,フラバノール,フラバノン])のMIRスペクトルを,減衰全反射(ATR)アクセサリーを用いて収集した。研究したフェノール化合物の各ファミリーのスペクトル特徴を同定するためのデータはスペクトルデータベースを構築した。フェノール化合物スペクトルは芳香族六員環とフェノール部分に関連する一般的なスペクトルバンドを示した。バンドは1640~700cm~ 1間の多くの,異なるファミリーに特異的な他のシグナルとのオーバーラップをもたらした。いくつかのフェノール化合物中に存在するメトキシ基が1470と950cm~ 1バンドを示した。フェノール酸は主に不飽和カルボン酸,エステルとアルケンのバンドによって特性化したが,フラボノイドはベンゾピリリウム,ベンゾγピロンと2-フェニル-3,4-ジヒドロ-2H-chromen-3-オール振動に関連付けられたバンドにより特性化した。フェノール酸とフラボノイドの比較は,後者はカルボン酸1755と1630cm~ 1のバンドにより識別できることを示した。フラボノイドは1650 1400cm~ 1領域に多数のピークと1200cm~ 1に劣るスペクトル周波数で特性化した。主成分分析(PCA)は,MIRスペクトルに実行し,研究したフラボノイド及びフェノール酸のファミリーの良好な識別が得られた。スペクトル領域1755~1400cm~ 1と1000 870cm~ 1は,フェノール性化合物のファミリーを識別するのが極めて重要であった。研究は食品の生物活性成分としてのフェノール化合物のMIRスペクトルデータベースを構築するために開始可能にした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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食品の分析  ,  食品の化学・栄養価  ,  植物の生化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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