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J-GLOBAL ID:201702266659288053   整理番号:17A1494771

併存大腿膝窩静脈セグメント病変を伴う下肢深部静脈血栓症における組織プラスミノーゲン活性化物質を用いた血栓溶解療法の評価【Powered by NICT】

Evaluation of thrombolysis using tissue plasminogen activator in lower extremity deep venous thrombosis with concomitant femoral-popliteal venous segment involvement
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 613-620  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3430A  ISSN: 2213-333X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現在のガイドラインでは,腸骨大腿深部静脈血栓症(DVT)に対する血栓溶解療法を推奨している。血液凝固阻止は大腿-膝とけい骨レベルDVTの標準治療である。本研究の目的は,大腿-膝セグメントを含む下肢DVT患者における組織プラスミノーゲン活性化因子対標準的抗凝固療法のみを用いたカテーテル血栓溶解療法(CDT)の有効性を評価することであった。遡及的レビューは2006年から2015年までの下肢DVTの血管外科サービスに紹介された患者の検討を行った。大腿-膝セグメントを含むDVTを有していた患者が同定され,腸骨大腿と脛骨静脈の同時関与をした何人かの患者を含んでいた。純腸骨大腿と脛骨静脈DVT患者は本解析から除外した。医療記録,追跡超音波検査,凝固亢進パネル,静脈造影法のレビューを行った。組織プラスミノーゲン活性化因子を用いた血栓溶解療法と単独標準抗凝固療法を受けた患者を受けた患者間の転帰の比較を行った。測定した一次のアウトカムは3か月で大腿-膝セグメントの開存性,血栓後症候群(PTS)の頻度および弁機能不全の回復した。二次転帰は出血,院内死亡率,肺塞栓症の発生率。研究コホートが登録基準に合致した191人の患者(CDT,n=89;抗凝固療法のみ,102)から成っていた。大腿-膝セグメントを含む血栓患者の大部分は,近位静脈セグメント関与を有し,近位腸骨大腿DVT患者コホートの93%であった。CDTを受けなかった患者は,より高齢(平均年齢64歳対51歳;P<.001)で,より関連した共存症を有していた,糖尿病,不動性,及び癌のような。CDTを受けた患者のかなりの数はDVT(21.3% vs 8.8%; P=.023)の陽性家族歴があり,DVT(73.0% vs 55.9%; P=.016)の初発する可能性が高い。CDTを受けた患者は開存(74.7% vs 11.1%; P<.001)の回復と抗凝固療法単独で治療された患者と比較してPTS(21.3% vs 73.4%; P<.001)と弁機能不全(23.0% vs 66.7%; P<.001)の低発生率を有する可能性が高かった。出血の発生率はCDTを受けた患者と比較して,抗凝固単独(14.7% vs 5.6%; P=.018)で治療した患者で有意に多かった。多変量解析で,年齢は出血の主要な危険因子であった。は死亡率,肺塞栓症では有意差はなかった。急性近位DVTと付随する大腿-膝静脈セグメント関与患者では,CDTは3か月とPTSと弁逆流で優れた開存性をもたらした。これは抗凝固療法単独と比較して,出血性合併症の増加なしで達成された。年齢はいずれの群においても出血の主要な因子予測した。患者の3%のみがこの発見を有していたので,この研究の結果は,純粋な大腿-膝静脈セグメントDVT患者には適用できない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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循環系疾患の治療一般  ,  循環系の診断 

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