文献
J-GLOBAL ID:201702266680657122   整理番号:17A1639151

サルビアノール酸BはミクログリアM2分極化を促進し,ストレスに曝露されたマウスにおける神経新生を救済する【Powered by NICT】

Salvianolic acid B promotes microglial M2-polarization and rescues neurogenesis in stress-exposed mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 66  ページ: 111-124  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1766A  ISSN: 0889-1591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
活性化されたミクログリアは,神経発生の障害と関連し,大うつ病性障害の病態生理に寄与することを示唆する蓄積された証拠が,うつ病の治療におけるミクログリアの役割は十分に理解されていない。我々の以前の研究は,サルビアノール酸(SalB)は神経炎症応答と抗抑欝様作用の調節を持つことを示した。ここでは,神経発生と関連していることをミクログリア表現型を調節するためSalBの治療効果が起こることを仮定した。この仮説を試験するために,SalB(20mg/kg,腹腔内,1日1回)を持つCMS曝露C57BL/6マウスを3週間処理およびミクログリア表現型プロファイルと海馬神経発生を検討した。結果は,SalB処理は,海馬および皮質におけるM2活性化へのM1ミクログリア分極を歪めと海馬神経発生におけるCMS誘導障害を改善することを示した。SalB(40μM)はin vitroでLPS刺激ミクログリアM1活性化ならびに誘起されたM2活性化を阻害し,SalB処理による培養ミクログリアは,強化された神経前駆体細胞増殖,分化および生存を示した。SalB処理は,スクロース嗜好,強制水泳および尾懸垂試験におけるCMS処置マウスの抑うつ様行動を改善した。これらの知見は,ミクログリア分極と海馬神経形成と相関し,これはうつ病治療のための新しいミクログリア標的戦略を提供するかもしれない抗炎症剤の可能性のある抗うつ機構を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
向精神薬の基礎研究  ,  精神障害  ,  精神障害の薬物療法  ,  精神科の基礎医学 

前のページに戻る