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J-GLOBAL ID:201702266683098070   整理番号:17A1669576

ROS応答性ナノプロドラッグの調製とそのin vitro抗腫瘍研究【JST・京大機械翻訳】

Preparation of ROS responsive nano prodrug and its anti-tumor activity in vitro
著者 (6件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 349-354  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2356A  ISSN: 0253-9896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】活性酸素種(ROS)応答性を有する新しい種類のパクリタキセル-プロドラッグナノ粒子を設計し,その構造を特性化し,その安定性,in vitroでの応答性放出挙動,細胞取り込み,およびin vitro抗腫瘍作用を研究する。【方法】親水性ポリエチレングリコール(PEG)および疎水性パクリタキセル(PTX)を,チオエーテル間隔(2S)により連結し,PEG-2S-PTX単量体を自己集合により調製し,前処理ナノ粒子PEG-2S-PTX NPsを自己集合により調製した。無水マレイン酸(SA)をスペーサーとするPEG-SA-PTX単量体を合成し,前処理したナノ粒子PEG-SA-PTX NPsを対照として用いた。核磁気共鳴(1H-NMR)により,プロドラッグの構造を特性化し,動的光散乱(DLS)によりナノ粒子の粒径を特性化し,その安定性を調べた。高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いてナノ粒子の酸化条件下での放出挙動を研究し、蛍光顕微鏡によりヒト乳癌MCF-7細胞のナノ粒子に対する摂取行為を観察し、MTT法を用いてMCF-7に対するナノ粒子の増殖抑制効果を比較した。【結果】PEG-2S-PTXおよびPEG-SA-PTXは,それぞれ,(92.15±12.42)nmおよび(113.20±12.16)nmのナノ粒子に自己組織化されることができた。酸化条件下でPEG-2S-PTX NPsは迅速にPTXを放出できるが、PEG-SA-PTX NPsは弱い応答性しか生じない。PEG-2S-PTX NPsはPEG-SA-PTX NPsよりもMCF-7細胞により迅速に摂取され、MCF-7細胞増殖抑制に対していずれも濃度依存性を示した。濃度が0.05、0.1、5、10、50、100mg/Lの時、PEG-2S-PTX NPsの体外細胞毒性はPEG-SA-PTX NPsより強かった(P<0.05)。結論 PEG-2S-PTX NPsはROS応答性を有するパクリタキセル・プロドラッグナノ粒子として、細胞に取り込まれた後、ROSによって応答する方法で腫瘍細胞内でPTXを迅速に放出し、良好な体外抗腫瘍作用を発揮する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  高分子固体の構造と形態学 

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