文献

J-GLOBAL ID：201702266708380500   整理番号：17A1591416

胎児のヘモグロビンの発現に及ぼすマイクロRNAの調節効果を検討した。【JST・京大機械翻訳】

Regulatory role of microRNAs in fetal hemoglobin level

著者 (3件)： Du Meng (昆明理工大学医学院,云南 昆明,650500) ,  Zhu Baosheng (云南省第一人民医院遺伝診断中心,云南 昆明,650032) ,  Lv Tao (昆明理工大学医学院,云南 昆明 650500;云南省第一人民医院遺伝診断中心,云南 昆明 650032)
資料名： Zhongguo Bingli Shengli Zazhi  (Zhongguo Bingli Shengli Zazhi)
巻： 33  号： 5  ページ： 956-960  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1465A  ISSN： 1000-4718  CODEN： ZBSZEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： マイクロRNA(miRs)は多様な細胞過程の調節において重要な役割を果たす。miRは,赤血球の形成と成熟および転写後のレベルでのグロビン遺伝子の発現と関連していることが報告されている。正常なヒトの赤血球と比較して,種々のmiRはサラセミア患者において変化する。これらの変化は,多様な臨床症状を有する患者においても起こる。本論文において,β-サラセミアにおけるmiRの発現調節異常およびγ-グロビンおよび胎児ヘモグロビンのレベルの調節におけるそれらの役割について,最近の進歩を系統的に要約した。β様グロビン遺伝子発現の間に,miRは,B細胞リンパ腫11A(BCL11A),骨髄芽細胞癌遺伝子(MYB),特異性蛋白質1(Sp1),Kruppel様因子3(KLF3)およびGATA1のような転写後作用を通して,赤血球特異的転写因子のレベルを直接または間接的に調節する。これらの効果は,γ-およびβ-グロビン遺伝子発現の間のスイッチを調節し,胎児ヘモグロビン産生に影響を及ぼす。miRを標的化することは,β-サラセミアに対する新しい治療戦略となる可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *グロビン ,  サラセミア ,  転写因子 ,  赤血球 ,  遺伝子発現 ,  患者 ,  *胎児 ,  癌遺伝子 ,  *ヘモグロビン ,  ヒト
準シソーラス用語： 胎児ヘモグロビン ,  γ-グロビン ,  β-サラセミア ,  グロビン遺伝子 ,  *マイクロRNA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： β-Thalassmeia ,  Fetal hemoglobin ,  γ-Globin ,  MicroRNAs

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 胎児 ,  ヘモグロビン ,  発現 ,  マイクロRNA ,  調節効果