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J-GLOBAL ID：201702266724874527   整理番号：17A1198465

アルキン類の金(I)触媒アルコキシル化の反応機構におけるアニオン/配位子相互作用の解明

Unraveling the Anion/Ligand Interplay in the Reaction Mechanism of Gold(I)-Catalyzed Alkoxylation of Alkynes

著者 (6件)： D’AMORE Lorenzo (Universitat de Girona, Catalonia, ESP) ,  CIANCALEONI Gianluca (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  BELPASSI Leonardo (Universita di Perugia, Perugia, ITA) ,  TARANTELLI Francesco (Universita di Perugia, Perugia, ITA) ,  ZUCCACCIA Daniele (Universita di Udine, Udine, ITA) ,  BELANZONI Paola (Universita di Perugia, Perugia, ITA)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 36  号： 12  ページ： 2364-2376  発行年： 2017年06月26日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金(I)触媒[L-Au-X](L=NHC,P(tBu)₃,X=OTs^-,OTf^-,BF₄^-,TFA^-)によるアルキン類のアルコキシル化の反応機構におけるアニオン/配位子相互作用をDFT計算により研究した。触媒作用は特定のアニオン/配位子組み合わせに依存し,LおよびXの個々の特性評価により推定できることを示した。反応機構におけるアニオンの作用が配位アニオン/プロトン・アクセプタ特性に基づいて推定できた。アニオン/配位子相互作用が反応機構の求核試薬攻撃段階で重要な役割をすることを示した。[L-Au]⁺による不飽和炭化水素の多重結合の活性化がC-C結合外側における配位子引抜能力とカチオン部位の対イオン親和性に依存し,遷移状態におけるアルキンの求電子特性に影響することを明らかにした。

シソーラス用語： *金錯体 ,  遷移金属触媒 ,  *アルコキシ化 ,  *アルキン ,  *反応機構 ,  アニオン ,  配位子 ,  カルベン ,  窒素複素環化合物 ,  密度汎関数法 ,  電子親和力 ,  遷移状態 ,  反応性 ,  フルオロホウ酸 ,  *配位子効果 ,  *対イオン効果 ,  スルホン酸 ,  芳香族化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪族フッ素化合物
準シソーラス用語： NHC【カルベン】 ,  P配位子 ,  カルベン配位子 ,  求電子性 ,  金触媒 ,  触媒作用 ,  *内部アルキン

分類 (2件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (4件)： p-トルエンスルホン酸 ,  トリブチルホスフィン ,  トリフルオロメタンスルホナート ,  トリフルオロ酢酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 金 ,  触媒 ,  アルコキシル化 ,  アニオン ,  配位子 ,  相互作用