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J-GLOBAL ID:201702266732984232   整理番号:17A1702921

ミコフェノール酸モフェチル,選択的抗ウイルスおよび免疫調節剤高病原性鳥インフルエンザH5N1ウイルス感染【Powered by NICT】

Mycophenolic mofetil, an alternative antiviral and immunomodulator for the highly pathogenic avian influenza H5N1 virus infection
著者 (10件):
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巻: 494  号: 1-2  ページ: 298-304  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高病原性鳥インフルエンザH5N1ウイルス感染はヒトにおける死亡率の高い発生率をもたらした。感染から重篤な合併症はしばしば高サイトカイン血症と関連している。しかし,現在のノイラミニダーゼ阻害剤(NAIs)はオセルタミビル耐性H5N1ウイルスの出現と高度免疫応答を改善する完全にできないことを含むいくつかの限界がある。これらの限界を克服するために,MDCK細胞及びマウスを用いたA/Vietnam/1194/2004(H5N1)ウイルス感染に対するミコフェノール酸モフェチル(MMF)の抗ウイルス活性を評価した。MMF(0.94 μM)のIC_50はELISAに基づくH5N1ウイルス感染MDCK細胞におけるザナミビル(0.87 μM)のそれに匹敵した。経時的分析は,MMFは治療開始後約8時間のためのH5N1ウイルスm RNA複製および蛋白質発現を完全に阻害したことを示した。さらに,MMF投与はマウスの100%を保護し,肺ウイルス価は実質的に減少した。H5N1ウイルス感染に対するMMFの抗ウイルスメカニズムをさらに外因性グアノシン,ウイルスm RNAと蛋白質発現を阻害する細胞イノシン一リン酸デヒドロゲナーゼ(IMPDH)の阻害に依存していることを確認した。さらに,IL-1β,IFN-β,IL-6,およびIP-10mRNA発現レベルは,MMF処理したMDCK細胞で有意にダウンレギュレートされた。これらの結果は,MMFはウイルス複製の新規阻害剤とH5N1ウイルス感染の治療のための強力な免疫調節剤であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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ウイルス感染の生理と病原性 

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