文献
J-GLOBAL ID:201702266755810331   整理番号:17A1481140

カンテツ(Fasciola hepatica)成虫の薬物侵入の主経路の理解:クロサンテル薬理学的活性への更なる洞察【Powered by NICT】

Understanding the main route of drug entry in adult Fasciola hepatica: Further insights into closantel pharmacological activity
著者 (9件):
資料名:
巻: 181  ページ: 23-29  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0390A  ISSN: 0014-4894  CODEN: EXPAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
クロサンテル(CLS)は,反芻動物におけるその経口または皮下(sc)投与後の成体肝吸虫に対して非常に効果的である。トランス外皮拡散と経口摂取はFasciola hepaticaへの薬物の侵入に利用される二種類の潜在的経路である。ここで報告した研究は,CLS薬理学の理解を改善するのに寄与する。の主な目標は:1)CLS処理ヒツジにおける成熟F.hepatica及び関連組織へのin vivo CLS蓄積のパターンを決定するII)CLS拡散プロセス成熟F.hepaticaに培養培地の物理化学的組成の影響を調べるためにIII)F.hepatica卵に対するCLSの殺卵活性を評価するためにIV)CLSに曝露した成体肝吸虫におけるグルタチオンS-トランスフェラーゼ活性に及ぼすCLS処理のin vivo効果を検討した。十四人の健康なヒツジはそれぞれ75F.hepaticaメタケルカリアに感染した経口投与した。感染後の十六(16)週,経口(n=6, 10 mg/kg)または皮下(sc)(n=6, 5 mg/kg)法によりCLSで処理した。1224および36時間後で,動物を屠殺し(n=2)と血液,胆汁および成熟F.hepaticaの試料を採取した。添加では,非処理のヒツジ(n=2)から回収した吸虫は培養媒体としてRPMIまたは胆汁のいずれかのCLSの存在下で(60分)インキュベートしたex vivoであった。CLS濃度をHPLCにより測定した。CLSの殺卵活性は未処理ヒツジの胆汁から得られた卵を用いて調べた。最後に,未処理およびCLS処理ヒツジから回収したF.hepaticaのグルタチオンS-トランスフェラーゼ活性を評価した。in vivo研究では,最高のCLS濃度は血しょうおよび成人肝吸虫で測定した。血しょう中およびF.hepaticaのCLS濃度の間に正の相関があった。本研究で得られた結果は,成体肝吸虫へのCLSのin vivo蓄積は主に経口経路により起こることを示した。ex vivoインキュベーション後,寄生虫によるCLSの取込は,培養媒質としてRPMIの存在で観察されたものと比較して胆汁の存在下で減少した。CLSは治療的に意義のある濃度で殺卵活性を欠いていた。最後に,CLSは,12時間(経口投与)および24h(Sc処理)で明らかにされた吸虫におけるグルタチオンS-トランスフェラーゼ活性,制御肝吸虫に比べて有意に増加した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  異種生物間相互作用 

前のページに戻る