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J-GLOBAL ID:201702266838657878   整理番号:17A0341559

RegCM4におけるエアロゾル負荷と放射強制力に対するダスト粒度パラメタリゼーションの影響

Impact of dust size parameterizations on aerosol burden and radiative forcing in RegCM4
著者 (10件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 769-791 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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サハラと地中海の2007~2014年の2つのダストパラメタリゼーションについて,領域気候モデルRegCM4でのエアロゾル表現の感度を調べた。全質量を一定に保ちつつ,ダスト粒度分布の以下2つの離散化法を適用した。(1)デフォルトのRegCM4・4瓶アプローチ:各瓶の粒度範囲が,ダスト粒子径を用い,ダストの全粒度範囲の等しい,対数分離を用い計算する。(2)新たに実装された12瓶アプローチ:粒度範囲がダスト粒子の乾性沈降速度に依存性する,等傾度線(isogradient)法に従い各瓶を定義する。輸送されたダスト粒度瓶の数の増加は,理論的に同じ粒度瓶の中でダスト粒子の物理的性質の表現を改善する。したがって,より多くの粒度瓶が大気過程のシミュレーションを改善する。この領域のダストの放射効果を議論し,CALIPSOのダスト光学的厚さ(DOD)で評価した。本研究が純粋なダストプロダクトによりシミュレーションしたダストの鉛直分布を評価した初めての研究の1つであった。モデルと観測の差異を評価し,説明するためにERA-Interimからの再解析風と気候研究ユニット(Climate Research Unit:CRU)観測格子データベースからの総降水フラックスを用いた。新しいダスト瓶アプローチは,微細粒子と粗粒子のダストカラム負荷をそれぞれ4,3%増加させ,砂漠と地中海でのDODを10%増加させた。その結果,負の短波放射強制力(RF)が大気上端で10%以上,表面で1~5%増加した。正の長波RFは,サハラの大半,アラビア半島北部,中東で0.1W m-2以上で局所的に増加した。4瓶同級(isolog)法はある程度効率的であるが,4瓶アプローチの簡易表現がより小さな光学的厚さとRFを生じさせ,同領域での今後の研究で考慮すべきであることを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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放射,大気光学  ,  粒状物調査測定 
タイトルに関連する用語 (5件):
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