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J-GLOBAL ID：201702266879667165   整理番号：17A1090168

¹⁹F-NMRによるウイルス様粒子分解におけるモニタリング

Monitoring the Disassembly of Virus-like Particles by ¹⁹F-NMR

著者 (11件)： LEUNG Rogen L. C. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  ROBINSON Matthew D. M. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  AJABALI Alaa A. A. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  KARUNANITHY Gogulan (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  LYONS Brian (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  RAJ Ritu (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  RAOUFMOGHADDAM Saeed (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  MOHAMMED Shabaz (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  CLARIDGE Timothy D. W. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  BALDWIN Andrew J. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  DAVIS Benjamin G. (Univ. Oxford, Oxford, GBR)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 15  ページ： 5277-5280  発行年： 2017年04月19日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウイルス様粒子(VPLs)は種々のウイルス由来のカプシド蛋白質サブユニットから成る正二十面体のカゴ状蛋白質であり,極温,pHおよび種々の溶媒に対して安定である。VPLsはナノ担体やワクチン等の生体分子プラットフォームとしての利用価値が高い。しかしこれまで生体内でVPLsを追跡する方法は開発されていない。本論文研究者らは¹⁹F標識蛋白質が生体試料中のバックグラウンドの低さに注目した。即ちバクテリオファージQβのVPLsを¹⁹Fで標識し,¹⁹F-NMRを用いて生物学的環境におけるVPLsの動態をモニターすることに成功した。さらにVPLsに対するフルオロホアと¹⁹Fの二重標識を用い,VPLsの完全に組み立てられた状態のみならず,細胞によって消化され分解された状態もモニターすることに成功した。

シソーラス用語： *フッ素19NMR ,  粒子 ,  監視 ,  ウイルスタンパク質 ,  キャリア ,  発色団 ,  フッ素同位体 ,  蛍光標識 ,  標識法
準シソーラス用語： *ウイルス様粒子 ,  モニタリング ,  カプシド蛋白質 ,  ナノ担体 ,  *フルオロホア ,  フッ素同位元素 ,  *同位体標識

分類 (2件)： ウイルスの生化学  (EG04030F) ,  生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： NMR ,  ウイルス様粒子 ,  分解 ,  モニタリング