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J-GLOBAL ID:201702266961235180   整理番号:17A0569879

蛍光ナノダイヤモンドトラッキングは脳疾患関連の遺伝的リスク因子の誘発するニューロン内輸送異常を明らかにする

Fluorescent nanodiamond tracking reveals intraneuronal transport abnormalities induced by brain-disease-related genetic risk factors
著者 (26件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 322-328  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: W2059A  ISSN: 1748-3387  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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種々の脳疾患の多因子構造は遺伝的リスク因子と称される数百の遺伝的バリアントと微細な遺伝子発現変化の相互作用で生ずる。ニューロン内輸送異常が神経精神病や神経変性疾患に関連することは認識されてきたが,現在の手法は微小な異常の検出に十分な感度をもたない。マウス海馬ニューロンの脳疾患関連遺伝的リスク因子が誘導するニューロン内輸送変化を明らかにするため,蛍光ナノダイヤモンド(FND)トラッキングに基づく定量的アッセイを開発した。本アッセイに用いた30nm・FNDの窒素空格子点中心由来の蛍光ステムは,ナノ結晶内に作成されており,近赤外スペクトルドメインで12nmの空間分解能と50msの時間分解能を持つ完全に光安定性で非点滅エミッタとして作用する。さらにこのFNDは,一次ニューロンで非常に低細胞毒性であることが報告されている。培養したマウス海馬ニューロンを使って,アミロイドβ42のニューロン内輸送を調べるFNDトラッキングアッセイの有用性を検討した。FNDトラッキングアッセイの可能性を実証する原理証明として,患者脳で見出される蛋白質濃度変化(~30%)を模倣する遺伝子改変マウスを確立した。本アッセイがこれらニューロンのニューロン内輸送パラメーターの変更検出に十分な感度を有することを示した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  生物科学研究法一般 

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