文献
J-GLOBAL ID:201702266977769128   整理番号:17A1556791

一酸化炭素はマクロファージにおける解糖依存性NLRP3インフラマソーム活性化を調節する【Powered by NICT】

Carbon monoxide regulates glycolysis-dependent NLRP3 inflammasome activation in macrophages
著者 (8件):
資料名:
巻: 493  号:ページ: 957-963  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
低用量一酸化炭素(CO)は様々なシグナル伝達経路を介して抗炎症的役割を持っている。細胞代謝は免疫細胞における炎症の活性化に関与している。しかし,CO依存代謝調節は免疫応答に影響する機構は不明のままである。CO依存代謝経路はヌクレオチド結合ドメイン,ロイシンリッチ反復含有受容体(NLR),ピリンドメイン含有3(NLRP3)インフラマソームの活性化を調節することを示す。CO放出分子3(CORM 3)はマクロファージにおける削減された解糖依存性NLRP3インフラマソーム活性化をもたらした。CORM-3による減少mTORC1活性化はNLRP3インフラマソーム活性化時の解糖が少なかった。CORM-3はリポ多糖類(LPS)とATPに応答したマクロファージにおけるカスパーゼ-1活性化とインターロイキン(IL)- 1βおよびIL-18の分泌を抑制した。さらに,CORM-3はカスパーゼ動員ドメイン(ASC)を含むアダプター蛋白質アポトーシス関連斑点様蛋白質のオリゴマ化,NLRP3依存的カスパーゼ-1活性化に必要である)を阻害する。CORM3処理マウスはストレプトゾトシン(STZ)誘導糖尿病のマウスモデルにおける高血糖によるIL-1β産生の実質的な低減を示した。著者らの結果は,COが解糖依存性NLRP3インフラマソーム活性化を調節し,代謝性疾患における炎症の治療アプローチを提供するかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 

前のページに戻る