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J-GLOBAL ID:201702266991538510   整理番号:17A1444650

柑橘類フラボノイドのナリンゲニンは肥満卵巣切除マウスにおける乳腺腫瘍細胞生存率,脂肪質量,および脂肪組織の炎症を減少させる【Powered by NICT】

Citrus flavonoid naringenin reduces mammary tumor cell viability, adipose mass, and adipose inflammation in obese ovariectomized mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: ROMBUNNO.201600934  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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肥満と関係した代謝調節不全は肥満と閉経後乳癌に関連する可能性がある。グレープフルーツ中の豊富なフラボノイド,ナリンゲニンは代謝健康と腫瘍発生に及ぼす有益な効果を示した。ここでは,著者らはin vitroおよび肥満卵巣切除マウスにおける乳腺腫瘍細胞増殖に及ぼすナリンゲニンの影響を評価した。【方法】と結果:ナリンゲニンはE0771乳房腫瘍細胞における細胞増殖,AMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)のリン酸化の増加,ダウンレギュレートされたサイクリンD1発現,誘導される細胞死を阻害した。肥満卵巣切除マウスは2週間の高ナリンゲニン(HN;3%ナリンゲニン)低ナリンゲニン(LN;1%ナリンゲニン)または高脂肪食と高脂肪(HF),高脂肪食を与え,次いで乳房脂肪組織におけるE0771細胞を注入した。腫瘍細胞移植後三週間で,腫瘍におけるナリンゲニン蓄積はHNマウスにおける乳腺脂肪組織よりも高かった。HNは,体重,脂肪量,脂肪細胞の大きさ,乳房脂肪組織におけるα-平滑筋アクチンm RNA,乳腺および生殖腺付属脂肪組織における炎症性サイトカインのmRNAを減少させた。摂食マウスHF食と比較して,HNは初期腫瘍の増殖を遅延させたが,最終的な腫瘍重量を変化させなかった。【結論】ナリンゲニンは脂肪蓄積を減少させ,脂肪組織炎症を改善し,肥満卵巣切除マウスにおける腫瘍増殖に対する中程度の阻害効果を示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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