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J-GLOBAL ID:201702267141046248   整理番号:17A0961922

メチルスルフィドリンカー基と金電極で構成された単一分子接合の低バイアス伝導機構

The low-bias conducting mechanism of single-molecule junctions constructed with methylsulfide linker groups and gold electrodes
著者 (4件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 054702-054702-5  発行年: 2017年08月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一連の飽和分子および共役分子がメチルスルフィド基を介して金電極に対称的に接続されている二つのタイプの分子接合の原子構造および電子輸送特性を,密度汎関数理論と組み合わせた非平衡Green関数形式を用いて調べた。この計算は,低バイアス接合コンダクタンスが,分子-電極界面に形成された二つのAu-Sドナー-アクセプタ結合間の電子トンネリングによって決定されることを示している。鎖中に4,6,および8個の炭素原子を持つアルカンについて,Au-S結合は,アルカン骨格のσ型フロンティア分子軌道と適度に結合し,従って接合部のアルカン骨格と同一平面上にあることが好ましい。この結果,メチレン基の数の関数として接合コンダクタンスが指数関数的に減少する。対照的に,Au-S結合は,1,4’-ビス(メチルスルフィド)ベンゼンおよび4,4’-ビス(メチルスルフィド)ビフェニル分子のπ型軌道と強く結合し,従って隣接するベンゼンに対して垂直である傾向があるかなり大きな接合コンダクタンスをもたらす。この発見は,低バイアス伝導機構の理解に寄与し,メチルスルフィド基および金電極を有する分子電子デバイスの設計を容易にする。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の接合  ,  物理化学一般その他 
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