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J-GLOBAL ID：201702267171475675   整理番号：17A0821142

N2型配位子を用いた鉄ジニトロシル錯体の構造と性質

著者 (2件)： 栗原遥香 (茨城大 大学院) ,  藤澤清史 (茨城大 大学院)
資料名： 日本化学会春季年会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 97th  ページ： ROMBUNNO.3G5-39  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0493B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一酸化窒素は生体内で重要な役割を果たすことが知られており,金属酵素との相互作用の解明のためにモデル錯体を用いた研究が多く行われている。本研究では,無電荷であるN2型のジヒドロビス(ピラゾリル)メタン配位子を用いて鉄ジニトロシル錯体を合成した。得られた錯体には二つのNO伸縮振動が観測された。また,結晶構造から,二つのNO結合長に若干の違いが見られた。本発表では,鉄ジニトロシル錯体の構造と酸素との反応性について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *ニトロシル錯体 ,  *鉄錯体 ,  フルオロホウ酸 ,  *赤外吸収スペクトル ,  伸縮振動【分子】 ,  *核間距離 ,  結晶構造 ,  酸素 ,  化学反応 ,  有機鉄化合物
準シソーラス用語： テトラフルオロホウ酸

分類 (2件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T)

物質索引 (1件)： 1,1′-メチレンビス(3,5-ジイソプロピル-1H-ピラゾール)

タイトルに関連する用語 (5件)： N2 ,  配位子 ,  鉄 ,  ニトロシル錯体 ,  性質