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J-GLOBAL ID:201702267171701929   整理番号:17A0499318

高圧における(Bi1-xSbx)2(Te1-ySey)3化合物の構造相転移およびテトラジマイトの圧縮過程に対する原子半径の影響

Structural phase transitions of (Bi1-xSbx)2(Te1-ySey)3 compounds under high pressure and the influence of the atomic radius on the compression processes of tetradymites
著者 (10件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 2207-2216  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近,物理および材料研究分野においてA2B3型テトラジマイト(AおよびB原子はV族およびVI族元素を表す)が注目される話題となっている。本研究においては高圧におけるBi2Te2Se,BiSbTeSe2およびSb2Te2Seテトラジマイトについてin situ角度分散X線回折測定を行った。Bi2Te2Seは約8.0および14.3GPaで層状菱面体構造(第一相)から7回単斜晶(第二相)および体心正方晶(第四相)構造へそれぞれ変換され,Bi2Te3中のものと類似の8回単斜構造(第三相)はない。従って,Bi2Te2Seの圧縮挙動はBi2Se3のものと同じであった。このことは第一原理計算およびin situ高圧電気抵抗測定からも得ることができた。高圧においてBiSbTeSe2およびSb2Te2SeはBi2Te2Seへの同様な構造相転移を行った。これはテルル化物の圧縮過程がTe部位へのSeのドーピングによって変調され得ることを示した。A2B3型テトラジマイトのこれらの高圧検討によれば,B部位原子半径の減少は第三相の安定圧力範囲を縮小し,第二相の安定圧力範囲を拡大したが,A部位原子半径の減少は異なる効果を誘導,すなわち第三相の安定圧力範囲を拡大し,相IIの安定圧力範囲を縮小した。テトラジマイトの圧縮過程に対する原子半径の影響は,5重層中の化学組成および原子配置に密に関連していた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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固相転移  ,  塩 
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