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J-GLOBAL ID:201702267182620282   整理番号:17A1549164

青海-チベット高原の永久凍土地域における上部土層における細菌群集【Powered by NICT】

Bacterial communities in the upper soil layers in the permafrost regions on the Qinghai-Tibetan plateau
著者 (6件):
資料名:
巻: 120  ページ: 81-88  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0756A  ISSN: 0929-1393  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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青海チベット高原(QTP)は地球上の最大の中緯度永久凍土領域であるが,この地域における微生物相はほとんど知られていない。ここでは,Illumina配列決定技術を用いた中央QTPに永久凍土地域の上部30cm土壌における細菌群集を調べた。これらの土壌では,最も豊富な門はAcidobacteria,Proteobacteria,およびBacteroidetesである。深さはAcidobacteria,Proteobacteria,Nitrospirae,Gemmatimonadetesと有意に相関した。土壌pH及び砂利の量は有意にBacteroidetesと正に相関した。活性層厚さはBacteroidetes及びArabinonatesと有意に相関した。これらの因子は,特定の細菌門の相対存在量と密接に相関していたが,細菌群集の全体的構造は,主にpH,土壌有機炭素含有量,および平均の年間降雨量によって影響を受けたが,群集構造は活性層厚さと有意な関係を示さなかった。著者らの結果は,QTPの永久凍土領域は大きく不均一な環境条件を有し,永久凍土劣化に対する微生物群集の応答は又降水量,土壌テクスチャおよび植生のような他の因子により影響されることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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土壌生物 
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