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J-GLOBAL ID:201702267275786357   整理番号:17A0414004

Sr36とSr39との緊密な相反連鎖が遺伝的,細胞遺伝学的と分子解析によって明らかにされた

Tight repulsion linkage between Sr36 and Sr39 was revealed by genetic, cytogenetic and molecular analyses
著者 (7件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 587-595  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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黒さび病抵抗性遺伝子Sr39とSr36は,各々,Aegilops speltoidesとTriticum timopheeviiからコムギの2B染色体に移入されている。本研究では,Sr36を保持する異種染色体の大きい断片をもつコムギ系統RL6082と小さい断片を持つRWG1,ならびにSr36を保持するコムギ品種Cookを供試して,Sr39とSr36遺伝子間の遺伝的関係を調査した。その結果,RL6082/CookとRWG1/Cookの交配に由来するF3世代では,両遺伝子間に緊密な相反連鎖を示した。Sr39遺伝子を保持する異種染色体の大きな断片は,RL6082/CookのF3集団で優先的に伝達され,Sr36を保持する異種染色体断片は,RWG1/Cookの交配後代で過剰に伝達されることがわかった。Sr39とSr36の各々に連鎖するDNAマーカーrwgs28とstm773-2による遺伝子型解析は,F3ファミリーでの表現型解析と一致していた。こうした結果から,マーカーrwgs28は,今後の黒さび病抵抗性育種におけるマーカー利用選抜に有用となろう。
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分類 (3件):
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菌類による植物病害  ,  麦  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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