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J-GLOBAL ID:201702267311754366   整理番号:17A0270285

ナノ粒子合成のための環境に優しいアプローチおよび銀の抗菌活性と菌ナノ粒子の抗癌活性の裏にある機構

Eco-friendly approach for nanoparticles synthesis and mechanism behind antibacterial activity of silver and anticancer activity of gold nanoparticles
著者 (2件):
資料名:
巻: 101  号:ページ: 79-92  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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環境に優しいナノ粒子合成法および銀(AgNP)あるいは金ナノ粒子(AuNP)の作用機序について概説した。環境に優しく,安定してナノ粒子を合成できる合成法として,近年植物抽出物を用いた方法が多く利用されている。本方法では,植物抽出物の還元作用によって,数分から数時間で対応する金属ナノ粒子を得ることができる。Anisomeles indica,Clitoria ternatea,Solanum nigrum等を含む様々な植物の葉,種子,幹,果実等を含む様々な部位が,AgNPあるいはAuNPの合成に利用できることが分かっている。AgNPは抗菌活性を持つことが知られているが,その機構は十分には解明されておらず,膜蛋白質へDNAへの直接的結合,細胞壁や細胞膜への作用,あるいはチオール基との反応による活性酸素種の産生が寄与しているという報告がある。一方,AuNPはその抗癌活性が注目されているが,その作用機序についてはやはり十分には解明されていない。AuNPもAgNPと同様に細胞の様々な部位に作用し,それにより細胞のアポトーシスを誘導すると考えられている。今後のより効率的な金属ナノ粒子の合成および生物活性を持つ金属ナノ粒子の設計のために,植物抽出物における金属ナノ粒子合成に必要な成分およびAuNPやAgNPの作用機序を解明する必要がある。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物一般及び元素  ,  医用素材 

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