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J-GLOBAL ID：201702267341768410   整理番号：17A1512743

化学の力で進化する食~より安全で美味しい食品を求めて 2 固体触媒による青果物の鮮度保持 メソポーラスシリカ担持白金触媒による低濃度エチレンの酸化分解

著者 (2件)： 中島清隆 (北大 触媒科研) ,  福岡淳 (北大 触媒科研)
資料名： 化学と工業  (Chemistry & Chemical Industry)
巻： 70  号： 11  ページ： 1003-1005  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： F0107A  ISSN： 0022-7684  CODEN： KAKTAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： メソポーラスシリカにナノサイズの白金粒子を固定した担持白金触媒は,低濃度エチレンを0°Cでも効率良く酸化分解することができる。この触媒のエチレン分解特性は冷蔵庫内での青果類の鮮度保持に有効であることが実証されており,現在では日立アプライアンス(株)の冷蔵庫に“プラチナ触媒”として搭載されている。(著者抄録)

シソーラス用語： *二酸化ケイ素 ,  *細孔構造 ,  *多孔質体 ,  白金触媒 ,  酸化 ,  分解反応 ,  *貯蔵安定性 ,  新鮮度 ,  生鮮食品 ,  冷蔵庫 ,  担持触媒 ,  触媒調製 ,  アルケン
準シソーラス用語： *メソポーラスシリカ ,  酸化分解 ,  *鮮度保持

分類 (7件)： 触媒の調製  (CB06110P) ,  触媒反応一般  (CB06080F) ,  家庭電器  (NA06000D) ,  冷凍機応用  (PD04000A) ,  野菜  (FC03043X) ,  食品の品質  (FJ01040F) ,  食品の変質  (FJ01052Y)

物質索引 (1件)： エチレン

引用文献 (10件)：

• 茶珍和雄,日本食品低温保存学会誌 1989,15,87.
• 久保康隆,平田治,稲葉昭次,中村怜之輔,日本食品低温保存学会誌 1996,22,79.
• N. Imanaka, T. Masui, A. Terada, H. Imadzu, Chem. Lett. 2008, 37, 42.
• C. Y. Ma, Z. Mu, J. J. Li, Y. G. Jin, J. Cheng, G. Q. Lu, Z. P. Hao, S. Z. Qiao, J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 2613.
• W. J. Xue, Y. F. Wang, P. Li, Z. T. Liu, Z. P. Hao, C. Y. Ma, Catal. Commun. 2011, 12, 1265.

タイトルに関連する用語 (14件)： 化学 ,  力 ,  進化 ,  食 ,  食品 ,  固体触媒 ,  青果物 ,  鮮度保持 ,  メソポーラスシリカ ,  担持 ,  白金触媒 ,  低濃度 ,  エチレン ,  酸化分解