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J-GLOBAL ID:201702267345004326   整理番号:17A1603071

急性脳梗塞患者における甲状腺ホルモンの変化と臨床的意義【JST・京大機械翻訳】

The clinical value and significance of thyroid hormone changes in patients with acute cerebral infarction
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 223-225  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2262A  ISSN: 2095-4255  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:急性脳梗塞患者の急性期と回復期における甲状腺ホルモンレベルの変化を観察し、その臨床価値を検討する。方法:2015年3月から2016年5月までの間に、黒竜江省病院で入院治療した急性脳梗塞患者50例を観察群とし、同時期に健康診断を行った30人を対照群とした。観察群の第2日(急性期)と第14日(回復期)の患者と同時期の対照群の人の朝から空腹時の静脈血を採取した。化学発光法により、血清トリヨードサイロニン(T3)、チロキシン(T4)、遊離トリヨードサイロニン(FT3)、遊離チロキシン(FT4)と甲状腺刺激ホルモン(TSH)を測定した。回復期FT3レベルにより、脳梗塞患者を低FT3群(FT3<3.10 pmol/L)と正常FT3群(FT3≧3.10 pmol/L)に分け、それぞれ患者退院時と退院後90日に分けた。アメリカ国立衛生研究院脳卒中評価尺度(NIHSS)を用いて、脳梗塞患者の神経機能欠損状況を評価する。NIHSSスコアの改善により患者の予後を判断し、NIHSSスコアを≧2に改善することにより予後が良好になる。結果:急性期脳梗塞患者のT3、FT3レベルは対照群と比較して明らかに低下した[(0.68±0.22)対(1.82±0.31)nmol/L、(2.08±0.31)対(4.19±0.75)pmol/L、P<0.05]。しかし,T4,FT4とTSHは,対照群と比較して有意に増加した。統計的有意差があった[(142.56±20.78)対(109.89±12.37)nmol/L,(12.88±1.15)対(9.77±0.96)pmol/L,(5.15±1.16)対(2.95±1.31)mU/L,P<0.05]。急性期と比較すると,回復期の脳梗塞患者の血清T3,FT3レベル[(1.75±0.19)nmol/L,(3.97±0.61)pmol/L]は明らかに上昇し,統計学的有意差が認められた(P<0.05)。しかし,T4,FT4とTSH[(115.64±14.38)nmol/L,(10.05±1.02)pmol/L,(3.16±0.98)mU/L]は,有意に減少した(P<0.05)。対照群と比較すると,回復期の脳梗塞患者の血清T3,T4,FT3,FT4とTSHには有意差がなかった(P>0.05)。NIHSSスコアと回復期の血清FT3レベルとの間に負の相関があった(r=-0.586,P<0.05)。退院の90日後に,低いFT3群のNIHSSスコアは,2つの患者の7人(7/18,38.89%)で改善された,そして,正常なFT3群のNIHSSスコアは,2つの患者(22/32,68.75%)より有意に改善された。統計的有意差が認められた(x2=7.186,P<0.05)。結論:急性脳梗塞患者は甲状腺ホルモンの保護性ストレス反応が存在し、急性期の甲状腺ホルモンレベルは著しい変化があり、患者の病状の好転により甲状腺ホルモンは次第に正常に回復する。甲状腺ホルモン検査は急性脳梗塞患者の病状及び予後を判断する生化学指標として用いることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
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甲状腺ホルモン  ,  人間に対する影響 
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