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J-GLOBAL ID：201702267479235299   整理番号：17A0472616

鉛直流路内の自然対流のカオスへの経路【Powered by NICT】

Routes to chaos of natural convection flows in vertical channels

著者 (2件)： Cimarelli Andrea (DISMI, University of Modena and Reggio Emilia, Via Amendola 2, Reggio Emilia 42122, Italy) ,  Angeli Diego (DISMI, University of Modena and Reggio Emilia, Via Amendola 2, Reggio Emilia 42122, Italy)
資料名： International Communications in Heat and Mass Transfer  (International Communications in Heat and Mass Transfer)
巻： 81  ページ： 201-209  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0300B  ISSN： 0735-1933  CODEN： IHMTDL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,二枚の無限垂直平板間の自然対流の乱流への遷移の解析である。問題を研究するために,直接数値シミュレーション(DNS)を行った。Boussinesq仮定の下で鋳造,連続性,運動量及びエネルギー方程式を擬スペクトル法を用い,三次元ドメインは壁垂直方向のChebyshev多項式と壁平行な方向におけるFourierモードによって分解して数値的に取り組んでいる。低Rayleigh数の値に対して,流動様式の予測は,古典的な解析結果と線形安定性解析と一致した。特に,定常対流へのいわゆる層流伝導領域から最初の分岐(Ra ≒ 5800)を正確に捕捉した。第二臨界値(Ra ≒ 10200)を超えてRayleigh数を増加させることによって,流れ分布が無秩序である。カオスへのこの遷移はチャネルギャップ,H.より大きいスケールで発生するスパン方向不安定性の増幅と関連していることが分かった。層流基底流へのカオス領域からシステムのリターンの研究はヒステリシスの現象を明らかにし,すなわちカオス領域は第二臨界値より低いRa値でも持続した。数値的観点から,予測された流動様式はドメインサイズ,格子分解能と摂動振幅に非常に敏感であった。これらの側面は,熱伝達性能の予測に重要であることが示され,従って,数値的方法は,実世界問題のシミュレーションのための用いた場合考慮すべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 乱流 ,  *対流 ,  *自然対流 ,  Rayleigh数 ,  層流 ,  *カオス ,  流れ分布 ,  摂動 ,  三次元 ,  垂直平板 ,  ヒステリシス ,  運動量 ,  *鉛直流 ,  Chebyshev多項式
準シソーラス用語： 擬スペクトル法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： カオスへの遷移 ,  自然対流 ,  垂直チャネル

分類 (1件)： 対流・放射熱伝達  (PA02030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 流路 ,  自然対流 ,  カオス ,  経路