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J-GLOBAL ID:201702267497463740   整理番号:17A1428008

木材リグニンで改質したアスファルトバインダーのレオロジー的性質と抗老化性能【Powered by NICT】

Rheological properties and anti-aging performance of asphalt binder modified with wood lignin
著者 (3件):
資料名:
巻: 151  ページ: 801-808  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0560A  ISSN: 0950-0618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,アスファルトバインダの部分代替と性能改質剤としての木材リグニンの使用の可能性を評価した。圧延薄膜オーブン(RTFO)や圧力エージングベッセル(PAV)法は,アスファルト試料で行われた種々の時効条件をシミュレートした。回転粘度(RV),動的せん断レオメータ(DSR)及び曲げ梁レオメータ(BBR)試験を用いて,アスファルト結合材料のレオロジー特性に及ぼすリグニン添加の影響を調べた。Fourier変換赤外分光法(FTIR)を用いて,アスファルト結合材料に及ぼすリグニンの老化防止性能を評価することであった。高温におけるリグニン改質アスファルト結合材料のわだち掘れ抵抗性を,多重応力クリープ及び回復(MSCR)試験を用いて評価し,一方で,アスファルトバインダーの疲労寿命は,線形振幅走査(LAS)試験を用いて特性化した。粘度試験の結果は,アスファルトバインダーへの木材リグニンの添加は,補強効果を引き起こすことを示した。DSR及びBBR試験の結果からは,リグニンを添加低温に影響を及ぼす悪影響なしに高温わだち掘れ性能に正の影響を与えことを示唆した。MSCRの結果はリグニンが弾性回復を改善し,アスファルトバインダーの回復不能な変形を減少させることを示した。FTIRの結果は,リグニンの存在は,老化過程中のカルボニル構造の生成を防ぐ助けになることができ,その結果,アスファルト結合材料の耐老化性を改善することを示した。LAS試験結果は,アスファルトの疲れ抵抗はリグニンによって負の影響を受けたことを示した。研究結果は木材リグニンは経済的節約および環境上の利点を用いたアスファルト材料の有望な調節因子であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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アスファルト舗装,たわみ性舗装  ,  有機質材料  ,  各種石油製品及びその製造一般 

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