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J-GLOBAL ID:201702267509213405   整理番号:17A0406001

水浄化のためのフェノール性汚染物質の無機化と分解有効TiO_2の表面ふっ素化である【Powered by NICT】

Is surface fluorination of TiO2 effective for water purification? The degradation vs. mineralization of phenolic pollutants
著者 (5件):
資料名:
巻: 282  号: P1  ページ: 24-30  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0363A  ISSN: 0920-5861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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分解とビスフェノールA(BPA)の無機化の両方に対して表面フッ素化TiO_2(F TiO_2)の光触媒活性は,純粋なTiO_2のそれと比較した。BPA(すなわち,中間体へのBPAの変換率)の分解速度は増加したが,無機化速度(すなわち,CO_2へのBPAの変換率)は,表面フッ素化により低下した。これらの挙動は光触媒反応における一般的な傾向,分解に対して高い活性を持つ光触媒も無機化に対して高い活性を示すとは異なっていた。TiO_2の表面ふっ素化はヒドロキシルラジカル(・OH)の生成,これはBPAの分解の主な原因であることを増強し,OH生成経路を変化させることにより。しかし,より多くのOHを生成する,F TiO_2に低い無機化は光触媒無機化プロセス中のOHの役割が小さいことを意味している。F TiO_2による,フェノール系汚染物質の無機化に必須である酸化剤として示唆されている,スーパーオキシド/ヒドロペルオキシルラジカル(O_2~-/HO_2)の産生は純TiO_2が示すものよりも低かった。F TiO_2に及ぼす減少した光電流(I_ph)生成と強化されたH_2O_2生産はTiO_2表面上のフッ化物は界面電子移動速度(すなわち,O_2~-/HO_2の産生)を低下させ,H_2O_2にO_2~-/HO_2の還元を促進することを示した。分解速度は増加したが,無機化効率はふっ化物の表面被覆率,溶液のpHとフッ化物濃度に依存する増加とともに減少した。他のフェノール性汚染物質(4-クロロフェノール,フェノール,メチレンブルー,ローダミンB,アシッドオレンジ7)の還元無機化効率もF TiO_2で観察された。この結果は,フェノール性汚染物質の無機化に及ぼす表面フッ素化の負の影響が広がっており,BPAに限定されないことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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光化学反応 

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