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J-GLOBAL ID:201702267529875672   整理番号:17A0959502

Sasa kurilensisラミートの寿命は,どのように光勾配に反応するか?ラミートの中での水圧抵抗とカーボン保存量に対する個体発生の変化の分析

How does the longevity of Sasa kurilensis ramets respond to a light gradient? An analysis of ontogenetic changes to hydraulic resistance and carbon budget within a ramet
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 117-128  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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筆者らはSasa kurilensisのラミート寿命が3つの光条件の下でどのように異なるかについて調査した。ラミート寿命は,豊富なラミート量とそれらの生物量に影響する重要な要因である。この研究の目的は,以下について明らかにする事であった:【1】ラミート寿命が光条件の勾配に沿って空間的に異なるかどうか;【2】茎中での水輸送を含む生理的な機能は個体発生とともに変化するかどうか;【3】ラミート寿命が費用-便益モデルに従ってカーボンの収益を得る最大効果の出来高に関係しているか,または,生理的機能の減少により引き起こされる枯死のようなその他の要素に影響を受けるかどうか。筆者らは,S.kurilensisラミートの寿命,水圧抵抗,光合成速度,カーボン含有量を分析した。それからラミートのカーボン容量を計算した。S.kurilensisラミートの寿命は,パッチの下部で2.8-4.5年,パッチ端部で5.8-8.7年,オープンパッチ部で1.6-2.2年であった。葉部での光合成活性は安定だったが,開放地域での晴れた日には瞬間的な光合成速度は減少した。これは,増加したラミートの水圧抵抗によったかもしれない。エコ生理的手法により定量化される最適カーボン容量の循環期間は,オープンパッチ(2年),パッチ端部(5年)でのラミート寿命と一致していた。一方,地上部で成長したラミートの寿命は,カーボン取得がラミートのライフ全域を通じて低かったとの理由から,カーボン容量に対する費用-便益モデルの法則とは矛盾していた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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植物生態学  ,  植物に対する影響 
引用文献 (35件):
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